川越町議会 > 2009-06-09 >
平成21年第2回定例会(第1日 6月 9日)

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  1. 川越町議会 2009-06-09
    平成21年第2回定例会(第1日 6月 9日)


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    平成21年第2回定例会(第1日 6月 9日)              平成21年第2回川越町定例会会議録(第1号) 召集年月日       平成21年6月9日 召集の場所       川越町役場議場 開会          平成21年6月9日 応招議員        14名    1番 山 下 裕 矢     2番 森 谷 茂 治    3番 伊 藤 勝 也     4番 水 越 政 治    5番 早 川 正 幸     6番 早 川 宣 雄    7番 石 川 奈々子     8番 松 岡 正 克    9番 平 田 武 重    10番 平 塚   勝   11番 寺 本 洋左右    12番 寺 本 克 磨   13番 伊 藤   勝    14番 安 藤 邦 晃 不応招議員        0名
    出席議員        14名 欠席議員         0名 地方自治法第121条規定により説明のため出席した者の氏名    町長      川村 康治  教育長     水越 種夫    総務部長    城田 政幸  民生部長    舘  善雄    事業部長    清水 正己  企画情報課長  東  弘之    総務課長    中村 正子  建設課長    浅野 廣司    産業開発課長  山本 正孝  上下水道課長  伊藤  隆    税務課長    寺本  修  福祉課長    加藤 和彦    町民環境課長  舘  博司  会計管理者会計課長                           小川 庸輔    生涯学習課長  大久保雅生  健康推進課長  橋本 高明    学校教育課長  久保田吉春 本会議に職務のため出席した者の氏名    事務局長    寺本 康彦    書記      駒田 憲保  書記      小崎由紀子 開議          午前9時00分 議事日程        議長は議事日程を別紙のとおり報告した。 会議録署名議員の氏名    10番 平 塚   勝    11番 寺 本 洋左右 議員提出議案の題目 町長提出議案の題目   議案第39号 監査委員の選任について   議案第40号 平成21年度川越町一般会計補正予算について(第1号)   議案第41号 工事請負契約の締結について   議案第42号 工事請負契約の締結について   議案第43号 工事請負契約の締結について 議事日程  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 報告第 5号 例月出納検査の結果報告について  第 4 報告第 6号 議員派遣の報告について  第 5 報告第 7号 三重県三重郡土地開発公社経営状況を説明する書類の提出に             ついて  第 6 報告第 8号 平成20年度川越町繰越明許費について  第 7 施政方針  第 8 一般質問  第 9 議案第39号 監査委員の選任について  第10 議案第40号 平成21年度川越町一般会計補正予算(第1号)  第11 議案第41号 工事請負契約の締結について  第12 議案第42号 工事請負契約の締結について  第13 議案第43号 工事請負契約の締結について                午前 9時00分 開会 ○議長(安藤邦晃君) ただいまの出席議員は14名であります。  定足数に達しておりますので、これより平成21年第2回川越町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安藤邦晃君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において10番、平塚勝君と11番、寺本洋左右君の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(安藤邦晃君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から6月19日までの11日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は11日間と決しました。 ◎日程第3 報告第5号 例月出納検査の結果報告について ○議長(安藤邦晃君) 日程第3、報告第5号、例月出納検査の結果報告について。  監査委員から平成21年2月分、3月分及び4月分に関する例月出納検査の結果報告が提出されておりますので、お手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。 ◎日程第4 報告第6号 議員派遣の報告について ○議長(安藤邦晃君) 日程第4、報告第6号、議員派遣の報告について。  議員派遣の報告について、お手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。 ◎日程第5 報告第7号 三重県三重郡土地開発公社経営状況を説明する書類の提出について ○議長(安藤邦晃君) 日程第5、報告第7号、三重県三重郡土地開発公社経営状況を説明する書類の提出について。  地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成21年度第1回理事会の結果報告書類をお手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。 ◎日程第6 報告第8号 平成20年度川越町繰越明許費について ○議長(安藤邦晃君) 日程第6、報告第8号、平成20年度川越町繰越明許費について。  地方自治法第213条第1項の規定に基づく繰越明許費繰越決算書の報告が理事者より提出されておりますので、お手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。 ◎日程第7 施政方針 ○議長(安藤邦晃君) 日程第7 施政方針について。  町長より施政方針を求められておりますので、議長においてこれを許します。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 皆さん、おはようございます。  町長に就任いたしまして最初の定例議会に当たり、私の所信を申し上げます。
     町長選挙におきましては町民の皆様から多くの信任をいただき、町長に当選をさせていただきました。私は、町議会議員として13年6カ月、川越町の町政にかかわってまいりました。町長選では、この経験を生かし、やすはるのマニフェストとして発表させていただきました。それにより、より多くの町民の皆様から賛同を得られたものと考えております。  川越町は、四日市市と桑名市の間にある小さな町ではありながら、産業振興や福祉に積極的に取り組んできた安定した財政基盤を有し、人口も順調に増加する元気な町になることができました。これも歴代町長の町政運営の成果であると認識しております。  このたび私は町政を引き継ぐ者として、これまでの熱心な取り組みをしてこられた前山田町長に敬意を表するとともに、前町長が取り組んでこられた町づくりを礎として、さらに次の時代に向けて飛躍する元気な川越町をつくり上げてまいりたいと存じます。  それでは、マニフェストで掲げたビジョンに基づいて私の考えを述べさせていただきます。  まず、最初のビジョンは、住民の命と財産を守る町づくりを進めることであります。川越町は過去に大きな水害を経験しており、水害対策は重要な課題でもあります。その主要な対策である河川整備は県が整備、管理を行っておりますが、県の財政事情が厳しく、町の要望どおりに事業が進展していないのが現状であります。そこで、堤防内の樹木の伐採や不法投棄物の除去など町として対応ができる対策については県と協議を行い、率先して実行するとともに、町民の命と財産を守るために県に対して積極的な整備を働きかけてまいります。  また、住宅密集地が広がっている本町にとって、住宅の耐震化は防災対策の重要な課題となっています。県では耐震改修促進計画を策定して耐震化に取り組んでおりますが、補助制度の補助率が低いため、耐震化はなかなか進展していないのが現状であります。そこで、本町においても一定の条件を設定して補助の上乗せを行う独自の制度などによって、重点的に住宅の耐震化を促進する方策を検討してまいりたいと考えております。  また、住宅密集地が広がっていることは、火災が発生すると延焼の危険性が高いと思われます。住宅密集地における延焼防止を図るために、公園や広場を整備してオープンスペースを確保する必要があります。そのためには地元の協力のもとで用地の確保を図り、確保できた地区から公園、広場の整備を進めてまいりたいと存じます。  さらに、災害に強い町づくりのためには、緊急車両の進入が困難な狭い生活道路の拡幅、整備が重要な課題となります。そこで、地域において生活道路の整備に関して協議する場の設置を働きかけ、地域として整備が必要な道路に関する合意と地権者の同意が得られた地区において優先的に生活道路の整備を進める方法を検討してまいりたいと考えております。  また、災害時に課題となることは、高齢者や障害のある方などの災害弱者への対応でございます。近年個人情報の保護から個々の家庭の把握は難しくなっておりますが、自治会と協力して、自力での避難が困難な方の情報の収集、管理のルールを定め、災害時において地域住民による助け合いによって高齢者や障害のある方の安否の確認や救助がスムーズにできるように、仕組みを検討してまいりたいと考えております。  次に、防犯対策に関して、現在地域からの要望に基づいて防犯灯を設置し、現在までに相当数が設置されていますが、いま一度子供から高齢者までの多様な地域住民の目で地域を点検して、各地区における防犯上の問題箇所を洗い出し、及び対策を講じ、犯罪が発生しにくい環境づくりを進めてまいりたいと考えております。  また、交通事故から子供たちを守るために通学路の安全性を再度点検し、問題箇所については安全対策を強化してまいりたいと存じます。  2つ目のビジョンは、だれもが安心して暮らせる町づくりを進めることであります。  介護保険制度などにより高齢者や障害のある方は各種福祉サービスが利用できるようになっています。しかし、制度が複雑で、しかもたび重なる制度改正もあり、提供されるサービスがよくわからないことから、必ずしも必要な方全員がサービスを利用しているとは限らないと思われます。そこで、支援を必要とする高齢者や障害のある方が適切な支援を受けられるようにするために、気楽に相談できる窓口の充実や情報提供を工夫してまいりたいと考えております。  また、介護保険制度高齢者福祉の根幹となる制度となっています。しかし、高齢者が安心して生活するために必要とする支援は、介護保険すべてでカバーできるわけではありません。そこで、対象者のニーズをきめ細かく把握し、カバーできない部分は町独自の福祉サービスや地域のボランティアによる助け合いを活性化し、独自サービスとして充実してまいりたいと考えております。  さらに、福祉バスは車を利用できない住民の移動手段を確保するために運行されていますが、利用者数は必ずしも多くはありません。そこで、福祉バスに対する住民の希望をよりきめ細かく把握し、ダイヤ、路線を見直し、より多くの住民が利用するような福祉バスにしてまいりたいと考えております。  3つ目のビジョンは、子供が元気に育つ町づくりを進めることであります。  川越町は若い世代の流入が多いために、人口も若年齢層の割合が高い人口構造となっています。これは交通の利便性に加え、子供医療費の手厚い助成制度や教育環境の整備など充実した子育て支援教育施策によるものであると考えられます。こうした本町の特徴は、町の活力を高める源であります。そこで、子供の健全育成を目的とした福祉、医療、教育制度は本町の目玉施策として今後も維持、充実を図っていきたいと思います。  社会の激しい変化に対応して、子供たちに生きる力、ともに生きる力をはぐくむことが重要な課題となっております。そのためには、まず確かな学力を身につけさせることが大切であり、少人数授業や一人一人の子供に応じた指導のための教育の施策を充実してまいりたいと考えております。  次に、豊かな心とすこやかな体をはぐくむ教育を目指し、体験活動を重視した教育や人権教育道徳教育の充実を目指すとともに、地域スポーツや生涯スポーツ、学校体育の充実につながる施策を推進してまいりたいと考えております。  さらに、障害を持つ子供も自立し、社会参加できるように、早期に一人一人の子供の特性を把握し、適切な支援ができるような相談支援体制を構築するなど、特別支援教育を充実してまいりたいと考えております。  また、子供が地域の人々からさまざまなことを学ぶ交流の機会を設定する事業は重要であると考えております。子供から高齢者までが世代を超えて触れ合うことで地域全体がさらに元気になり、これによって子供が元気に育つ町づくりの基礎を形成するものと考えております。  4つ目のビジョンは質の高い魅力ある町づくりを進めることであります。  山を持たない当町にとって河川、海岸は貴重な自然であり、潤いのある環境を形成するために有効に活用することが大切であると考えております。そこで、朝明川や員弁川の堤防内に散策路や生物が生息しやすい環境を整備するなど、自然に触れることができる整備を検討してまいりたいと考えております。  また、貴重な干潟が残る高松海岸は、自然公園として整備を進めてまいりたいと存じます。地球温暖化対策など環境問題への対応が大きな課題となっていますが、美しい潤いのある環境を守り、次の世代に継承することが我々の使命だと考えております。そこで、廃棄物については、不法投棄を防ぎ、適正処理を進めるとともに、資源のリサイクルを推進する方策を検討してまいりたいと存じます。また、地球温暖化対策として太陽光発電などの自然エネルギーの普及やエコカーの普及を図るために、町としてもできるだけ一層の方策を検討してまいりたいと考えております。  また、町内には歩道のない道路が多く、特に住宅地や集落地域の道路はほとんどが未整備であります。歩道整備は用地取得の困難さから容易ではありません。そこで、側溝の整備にあわせて道路を拡幅し、歩道空間の確保を図るとともに、車の速度を減速させる路面の工夫を行うなど、安心して快適に歩ける歩行空間を確保していきたいと存じます。  さらに、歩道整備だけではなく、電線の地中化など無電柱化を図り、町のシンボルとなるような魅力的な景観をつくりたいと考えております。なお、電線の地中化は財政的にも負担が大きいため、国、県道での整備を国、県に要請するとともに、軒下・裏配線の活用を含めた無電柱化の可能性を検討してまいりたいと考えております。  次に、以上申し上げましたビジョンを推進するための財政運営の方針について、私の考えを述べさせていただきます。  比較的財政力のある本町においても、今後、少子高齢化の進展などに伴い、ますます住民ニーズの多様化が見込まれることから、公共サービスの需要はますます増加することが予想され、今の元気なうちに足腰の強い財政体質をつくり、子供、孫の代まで元気な川越町をつないでいく必要があります。そのため、財政のむだを徹底的に省き、従来型の財政支出を抑制する一方、限られた財源の中で町民の方が求める新たな事業に対しては積極的に対応するなど、めり張りのある財政運営を実現してまいりたいと存じます。  また、これから必要とされる公共サービスの広がりから、行政だけでは効果的な対応ができないサービスも出てきます。したがいまして、地域や住民の方々と行政が役割分担しながら協働で取り組む必要があり、こうした行政と住民の協働の町づくりにも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  めり張りのある財政運営を進めるためには、行政と住民とのコミュニケーションを密にして町民の方が感じている希望は何かという常に町民の皆様の視点に立って考える姿勢と、今後の社会の変化や国、県の動向を見きわめながら川越町の将来を考える大局的な視野の両方を持ち続けていくことが大切と考えます。このことを私自身が今後も心がけていくとともに、町の職員にも徹底してまいりたいと存じます。また、このような行政と町民とのコミュニケーションや行政と地域との協働の関係を密にするためには、まず行政が積極的に情報公開を進めるとともに、行政運営に住民が参画できる機会を積極的に設けてまいりたいと存じます。  いずれにいたしましても、町政の主人公は町民の皆様です。その観点から町民の目線に立った町づくりを進めていきたいと考えておりますので、町民の代表である議員の皆様には、町政運営に対しより一層のご支援とご協力をお願い申し上げる次第です。  終わりに、川越町の皆様からご負託を受けた者として、人と町が元気になる町づくりを目指し、誠心誠意町政に取り組むことをお誓い申し上げまして、私の所信表明といたします。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(安藤邦晃君) これにて施政方針を終わります。 ◎日程第8 一般質問 ○議長(安藤邦晃君) 日程第8 一般質問を行います。  質問の通告がありますので、順次発言を許します。  12番、寺本克磨君。 ○12番(寺本克磨君) 12番の議員の寺本克磨でございます。きょうは一番バッターということで、町長が当選されてから初めての、2カ月経過したところでございまして、(聴取不能)申し上げます。しっかり頑張ってください。  私は、そこの皆さんに予告しておりますような、資料をごらんになったらわかるんですが、町長の所信とその実施計画の内容について伺いたいと思います。  先ほど町長は私の考えてたと同じくマニフェストについてご説明願いまして、その分は削除したいと、皆さんも聞いておられますので。問題は、これらの諸施策というのは口で言うほど簡単なものではないです。奥が非常に深い問題が、やっぱり川越町がますます栄えていくためにはそんな甘いものじゃないわけです。それはどういうことかといいますと、工程管理をしっかりやってください、一つ一つ。きょうは町長は5つのテーマを代表しておっしゃいますけど、それからずっと分析してみますと、解析してみますと細かいことがいっぱい出てきます、関連する。それについては見逃さずに、時間もかかりますけど、すべて広くとって担当者を含めて予算化をして、それをいつまでにやるかと、これがしっかりしてないとぐらつきますから、その辺をしっかりやっていただきたい、念のためこれはお願いであります。  本論に入っていきますけども、ちょうどそこに書いてありますように、町長は4月6日登庁されて、町の財政基盤を整えて将来の川越町をつくってくれるよう職員に期待していると言っておられます。非常に結構なお考えであり、意気込みは非常にすばらしい、元気があります。職員とともに汗を流して仕事をしよう、経営者は皆どこの経営者もこういうことをおっしゃっております。その気持ちは非常にいいんですが、意気込みは十分わかるんですが、2カ月経過しておりまして、既に職員との対話あるいはビジョン、そういうものについての討論、検討にも入っておられると思いますけども、先ほどの5項目を中心にして、さらにいろんなことがあるかと思いますけども、選挙中に町民に対し約束されたことですから絶対これは守らないといけない、4年後の選挙で必ずこれの審判を受けますから、その点をしっかりやっていただきたいと思います。  先ほども既に概略は町長がおっしゃいましたので全部削除しますけども、要するにこの公約は町民の生活に、毎日毎日の生活の中ににじみ出るように活力となって出てこないと、これはうそ物であります、本物ではないと、口だけというものになりますから。実際それが実行されて、町民が一人一人がありがたくそれをいただいて、喜んで毎日の生活を送るということでないと本物の政治じゃないわけであります。その辺をひとつよろしくお願いしたいと思います。  皆さんおっしゃいますけど、我が国の経済事情は、世界じゅうですけれども、100年に一度と、アメリカの世界一の自動車メーカーですら倒産すると、予想もしないようなことが事実起こっておるわけです。日本の大手企業もおかしくなってるとかね、それは世の中の経済事情と非常に大きく連動しとるわけですけども、この大混乱に陥ってる中で、景気変動を超える未曾有の経済クラッシュと申しますけど、非常に破壊されております。なかなかそれはダイナマイトで爆破したようなもんですから、簡単に甘いもんじゃないわけです。ジャーナリズムは調子のいいときはいいことを言ってますけど、皆うそであり、そんな調子よくできるならだれでも政治ができる。非常に難しい現状、これは川越町も全く同じだと思います。中部電力さんも非常に今よく頑張っておられて、特に原子力発電、その方向に相当力を入れておられると思いますけど、とにかく油に頼っててはもう日本の経済は成り立たないと、非常にはっきりしております。自動車もしかり、ガソリンたいて走るような時代はもうやがて終わっていくであろうと思います。  そういう意味で、そういう経済クラッシュの中におきまして、町長がおっしゃっておりますが、財政基盤をしっかり構築したい。これについては非常に大きなテーマですけれども、私たちはこれを見てて何のことかわからないんですけども、財政基盤を構築するためには町の現在の財政事情、これをもう少し町民にわかりやすく出していただきたい。出すというのは提示していただきたい、現実はこうだと、よくわかるような解説を町民に示していただくと、川越町の財政は今どうなってるのかと、これはしばらくこの何年後にもいわゆる大丈夫だとか、そういう町の幹部の考え方というものを明示していただきたい。人によって言い方が変わるようじゃ困るわけですから、町長の具体的な推進策、これについて、後ほどでいいですから、財政基盤を構築すると、新しくつくっていくわけですけど、どういうことかというのを要領よくご説明いただきたいと思います。  それから次に、高齢者の対策でありますけども、これは日本全国、川越町ばっかりじゃないんですけど、非常に今問題になっておりますが、厚労省の問題なんです。これは介護施設が非常に貧困であります、これは自治体の重大な責任であります。地方自治とは言いながら、政府が財政を握ってるとか、そんなことを任せておく地方自治体もおかしいんですけど、もう少しこれを思い切った改革を推進する必要があります。  私は2008年、去年ですけれども、6月の定例議会におきまして、旧庁舎跡地について、この跡地をどうするんだということで質問したんですが、そのときの回答をいただいた内容は、この施設に老人保健の、介護老人の施設をつくりたいということで、全く意見も一致しまして、その方向はもう歩み出してもろていただいとるんですけれども、肝心の時期、今こういう時代で、ご老人ちゅうかお年寄りがすごい高齢化して、二、三年前は30万人ですが今は40万人に近づいておりますね。施設へ入りたくても入れない、いわゆる在宅とか、それからそのために家庭の奥さん、子供たちが非常にご苦労なさっております。勤労者すらそういう状況に追い込んでいるのは決して福祉国家として問題がある、何か狂ってるなというようなことであります。こういうお年寄りが、やはり戦後のころに復興のためにご尽力なされたわけですけど、我々も行く行くそういう年にも近づいておりますけど、そういう哀れな時代をつくらないように、安心・安全の町と言う以上はそういうところにもっと目の届いたきめ細かい施設を建設するように。ただ、私は何遍も申し上げますけど、徹底したむだ排除、これが補助をしなければ町が成り立たないというところまで追い込んでいただかないと、甘い考え、大盤振る舞いはやめていただきたいと、徹底して絞り出せばこれぐらいの施設の金は何でもすぐに浮いてくるはずです、そういう意味でひとつ十分ご検討いただきたい。  それで、結論はそこに書いてありますように、平成20年ですかね、21年、22年、この間で検討して建設の方向に行くよというようなご回答いただいておるんですけど、遅いですね、スピードが、何を一体考えておるのかと。ほかのことを抜きにして、こういうテーマほど前倒しして優先課題として取り上げないと、川越町の特徴がないわけです。県から見てね、全国でも優秀だとか言ってるわけですが、やってる中身は何だということになるというと、こういうところにたたかれるもとがあるんです。そう意味におきまして、老人施設の早期建設、これに全力を挙げて予算を、補正の時期ですけれども、入れかえるのは何でもないと思いますので、入れかえてやっていただきたいと。そういうことで、町民の声がアンケートからも非常に力強くこの提案に対しては賛成のご意見をいただいております。  以上でございますけども、どうぞよろしく回答、お願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 寺本克磨議員のご質問にお答えします。  町の行政を具体的にどのように変革していくのかと、財政基盤をどのようにしてつくっていくのかということですけども、先ほど所信表明で述べましたように5つのビジョンに基づいて、町民の皆様が仕事や家庭に生きがいを感じ、将来に希望を持って生活できるような都市基盤や住民サービスを充実させ、新たな施策の検討を進めていく所存でございます。今後におきましては、先ほども所信表明で申しましたとおり、財政基盤のための諸施策も含めながら、常に町民の皆様の目線に立ち、議員の皆様により一層のご支援とご協力をいただきながら、いつまでも人と町が元気であり続ける町づくりに邁進してまいりたいと考えております。この財政の内容をどのように提示するかということは、広報などでも予算、決算の時に公表してとおり、そのような示し方をしていきたいと思っております。  次に、高齢者を対象とする介護施設の早期建設、着工をということについてですけども、地域密着型の施設整備につきましては国の交付金事業であり、市町村が策定の介護保険事業計画での整備目標の有無や圏域単位での地域性などを考慮し、国が対象事業を選定することになっております。これまでの第3期介護保険事業計画では、地域密着型介護老人福祉施設等の整備計画が示されてなかったため、先ほど寺本議員がおっしゃったように、平成21年3月に見直し、策定いたしました第4期介護保険事業計画の平成21年度から平成23年度までの3カ年の中に町民アンケート、これは平成20年2月にとりましたアンケート調査の結果を取り入れ、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の整備計画を示しておりますので、整備目標に沿って事務手続等の協議を行い、皆様にお諮りしながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 寺本克磨議員。 ○12番(寺本克磨君) 2回目の質問、要望が入っておりますけども、お尋ねします。  川越町の現在の65歳以上のお年寄り、これの言っちゃあ失礼ですけど、人数と、それでさらに介護の認定者、その中に占める介護認定の認定を受けておられる方、それから既に施設へ入っておられる方、それから先ほどちょっと申しましたけど、施設へ入りたくても入れない入所待ちという方ですね、それらについて簡単に指標として説明願いたい、現状で結構です。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 65歳以上の高齢者の方、男性が1,046人、女性1,370人、計2,416人であります。それと今、介護認定者378人、そのうち居宅介護サービスを受けている方が180人、町内の介護施設に入居者69人、それと町内介護施設の入所待ちの方29名、施設の名前も言った方がよろしいか。 ○12番(寺本克磨君) いや、簡単で結構でございますよ、大きいとこだけでよろしく。 ○町長(川村康治君) グループホームすいせん6人、つばめ3人、介護老人保健施設あさけ20名、以上29名の方が入所待ちでございます。以上です。 ○12番(寺本克磨君) ありがとうございました。  では、私はこれで終わりますけども……。 ○議長(安藤邦晃君) 寺本克磨君。 ○12番(寺本克磨君) 先ほど申しました内容について、さらに突っ込んだ業務をして、しかもこれを適宜情報公開していただきたい、最初のテーマですね、川越町をよくするための施策、非常に大きいテーマですけど、情報公開のレポートに載せて必ず定期的に町民に対して報告してください、よろしくお願いします、要望です。ありがとうございます。終わります。 ○議長(安藤邦晃君) これにて寺本克磨君の質問を終わります。  次に、2番、森谷茂治君の質問を許します。  森谷茂治君。 ○2番(森谷茂治君) 2番議員、森谷茂治です。初めての一般質問ということでちょっと緊張しておりますが、よろしくお願いします。  最初に、中学校での給食提供についてお尋ねします。学校給食法第4条に、義務教育諸学校の設置者は、当該義務教育諸学校において学校給食が実施されるように努めなければならないとあります。つまり、川越町は川越中学校での学校給食が実施されるように努めなければならないということです。  文部科学省が給食の実施状況をまとめております。平成19年、全国の中学校では完全給食が約8割、ミルク給食が約1割の実施です。ちなみに川越中学校はミルク給食ですが、近年、ミルク給食から完全給食に変えていく中学校がふえています。公立中学校の完全給食実施率は、平成19年、全国が80.5%、三重県が45.3%、平成15年に比べて4年間で全国は11.5ポイント、三重県は15.5ポイントも上がってます。これについては、文部科学省と三重県教育委員会の数値ですが、平成の市町村合併、これがきっかけになって中学校での給食実施率が上がっているのだと考えます。  例えば桑名市ですが、長島町や多度町を合併したことで桑名市内全中学校で給食を実施しています。四日市市は楠町と合併したことで5つの中学校で先行実施しています。ただし、来年の1月には市内全中学校に拡大して給食実施ができるように準備を進めているようです。桑名市にしても四日市市にしても、合併前の町が中学校での給食を実施していたことが市内全中学校での給食提供に結びついたと考えます。つまり市内の中学校でも給食提供の声が強くあったからこそ合併後に中学校での給食実施が実現したんだと考えます。  桑名市や四日市市の中学校で給食提供をしていることは多くの町民の皆様もご存じです。私の耳にも川越中学校での給食提供を要望する声が聞こえてきます。今現在の川越中学校では家庭の手づくり弁当を勧めているようですけども、さまざまな事情で手づくり弁当を持ってこれない生徒も何人かいることだと思います。中学校での給食実施については以前からたびたび話に出る古くて新しい問題だと思います。私の長女が中学生だったころ、約20年ほど前ですけども、中学校のPTAで給食実施ができないかというふうな要望がありました。私の次女が中学校へ入学したときは、10年ほど前になりますけども、明和中学校が川越中学校に名称変更したときです。このときも給食実施を要望する声がありました。最近では、新しい給食センターが完成したら中学校での給食実施が始まると、そういうふうに思っていた町民の皆さんも少なからずいたようです。また、この町議会の一般質問でも先輩議員が取り上げています。  以前は、給食センターでつくった給食を全生徒に提供する方式を考えていたことで、保護者の中でも意見が分かれてなかなかまとまらずに、給食実施の強い要望にはなり得ませんでした。今、桑名市や四日市市で実施している給食は民間業者に弁当給食を委託するデリバリー方式です。このデリバリー方式であれば家庭の事情に応じて手づくり弁当か弁当給食かを選ぶことができます。手づくり弁当を大切にしたい保護者、またさまざまな事情で手づくり弁当をつくれない保護者、いずれの保護者の要望にもこたえることができるのではないかと思います。デリバリー方式の給食提供は時代の流れではないかと思います。実施するためには、弁当給食の予約からその配送、回収をどうするのか、献立作成や衛生管理、委託業者の選定、保護者負担の金額設定など取り組むべき内容はたくさんあります。  以上のことから3点質問します。1点目は、川越中学校の給食提供という要望の声が教育委員会に届いていますか。2点目、家庭の手づくり弁当を持ってこなかった生徒は昼食をどうしているのですか。3点目、中学校での給食提供について、教育委員会でも検討していることかと思いますが、実施する上での問題点は何ですか。  続いて、保護者や地域から信頼される学校づくりについてお尋ねします。  小学校2年生の孫が川越南小学校の学校通信を時々持ってきます。書かれている内容は学校行事の案内や子供たちの学校生活の様子、学校から保護者へのお願いなど、その時々に学校が保護者に伝えたいことが書かれています。学校通信を読めば学校での子供の様子がわかり、学校が今どんなことに力を入れているのかわかります。また、学校は授業参観日を設定して保護者に授業を公開しています。近年は自由参観日とかオープンスクールとかという名称で一日じゅう学校を公開したり、保護者に限らず地域の人にも参観ができるようにしています。  南小学校では教育支援ボランティア、このボランティアを保護者や地域の人にお願いしています。学習活動見守りボランティア、これは家庭科の料理実習や理科の実験などで火を使う危険な学習をするときのお手伝いをしたり、学校を出て自然観察をするときや地域の施設や事業所の見学をする地域学習のときの見守りをしていただくこともそうです。ゲストティーチャーボランティア、これは昔の遊びや戦争体験の話、野菜や米づくりなど、学習に必要な知識を子供たちに指導していただくようです。また、クラブ活動の指導もお願いしたりしています。図書館ボランティアは本の整理をしたり子供たちに本の読み聞かせをしたりしていただいています。朝の登校支援は朝のあいさつや交通安全について保護者が子供たちを見守ります。教職員が登校指導をすることもあるようです。生活科とか社会科の学習で学校を出て店や交番、施設の見学をすることがあります。地域にある教材を学習するんですが、見学時の子供の態度のよしあしが学校への信頼度に結びつきます。つまり教員の指導力が問われることもあります。学校通信等で情報を発信したり、学校公開等で子供の様子を参観できる機会を設けたり、ボランティア活動や地域学習で保護者や地域の人が直接子供にかかわったりすることが信頼される学校づくりにつながると考えます。  以上のことから2点お尋ねします。1点目は、町内の小・中学校は地域から信頼される学校経営に努力していると思いますが、教育委員会はその学校経営にどうかかわり、どんな支援をしているんですか。2点目は、保護者や地域の人と結びついた教育活動が成果を上げることで学校への信頼が高まると考えますが、どんな教育活動が成果を上げているのですか。また、教育委員会はどんな支援をしているのですか。これで質問を終わります。 ○町長(川村康治君) 水越教育長。 ○教育長(水越種夫君) 森谷議員のご質問にお答え申し上げたいと思いますが、長年のご経験からいろいろご発言いただきました。私の答弁の方も非常に重なる部分が多いかと思いますが、その点はお許しをいただきたいと思います。  それでは、まず中学校での給食提供についてお答えを申し上げたいと思います。  まず、要望でございますが、昨年のPTA予算要望におきまして中学校給食のあり方について話し合う場をという要望がございました。その際、弁当を持ってこられない生徒の対応について考えていきたい、学校側とよく協議をしてまいりたいというふうな回答をいたしておるところでございます。  また、弁当を持ってくることができなかった生徒の対応につきまして、学校といたしましては数種類の調理パンを用意しまして購入できるようにしております。  次に、平成20年の6月議会におきまして、中学校の給食実施に向けての問題といたしまして、答弁の中で、当町の学校規模からしますと希望者への1食当たりの単価は相当な額が見込めることや、栄養管理面、衛生管理面をどうするのか、また食費の徴収をどうするのかといった多くの問題がありますというふうに答弁を申し上げております。この点につきましては、先ほど議員の方からも色々問題点を指摘されておられました。また、近隣実施例におきましても希望者数がかなり低いものやランチサービスを中止したところがあるというふうに聞き及んでおります。こうした状況もございまして、引き続き近隣市町の状況や動向把握にも努め、子育て支援の観点を踏まえながら、よくよく心していかに取り組むかを引き続き考えてまいる所存でございます。  次に、保護者や地域の人から信頼される学校づくりについてのご質問にお答え申し上げます。  当町では、信頼される学校づくりに向けて3つの取り組みを進めております。第1に、学校が説明責任を果たし、開かれた学校づくりを進めるための支援をしております。具体的には年度当初に学校長や教頭と面談を実施し、学校経営方針やその達成に向けてのスケジュール等を聞き取ったり、その進捗状況も年度途中に聞き取りながら、管理者との対話を重視し、共同で取り組みを進めております。また、学校は積極的に公開したり、学校便り等でも情報を公開したり、保護者や地域と共同して教育活動を実践したりしております。さらに、学校といたしまして自己評価を実施し、その評価等をもとに学校評議委員会や学校関係者評価委員会を開催しまして、保護者や地域の方の意見を聞きながら学校改善に努めておるところでございます。  第2に、教員と子供たちの信頼関係に基づく充実した学校生活のもと、確かな学力の確立を図るための指導、支援の充実に取り組んでおります。問題行動や特別な教育的支援を必要とする子供の対応としまして、未然防止、早期実態把握、早期対応することに、迅速かつ適格に指導、支援できるよう密接に連携をとり、相談支援体制を構築するなどの計画を進めております。  また、確かな学力の確立を図るためにも学力や学習状況の実態を把握し、授業改善に向け授業研究を中心に指導主事を派遣して指導、助言を行っております。なお、学力向上に向けた人的配置といたしましては、平成21年度より基礎学力充実非常勤加配を増員いたしまして5名を配置するとともに、県の学力向上アドバンス事業を受け、指導、支援の充実にも努めております。  第3に、教員の資質の向上であります。まず、教職員研修の充実については、現代的課題や子供たちの実態に即した教育委員会主催の研修会を実施しております。また、近隣市町への教職員研修の参加を可能にするとともに、本年度より研究員制度を実施し、より専門的、課題解決的に教員の学ぶ意欲、態度の高揚を図っております。  次に、先ほど少し触れましたが、各位のご理解もいただきながら、平成18年度より指導主事を配置し、さらに20年度より2名体制としたことは、学校への指導、支援体制の充実と学校との信頼関係の構築に大きく寄与しているものと考えております。  最後に、ご質問の保護者や地域の人と結びついた教育活動については、学校と保護者地域が一体となってともに責任を持って子供の教育を行っていくことが一層必要になってきておりますことから、教科及び総合的な学習の時間、特別活動等において取り組みを進めております。主なものとしましては、地域の教育機能の場と、人の活用として、小学校におきましては、地域の田んぼを借りての米づくりの学習あるいは蛍の学習、中学校におきましては、地域の事業所への職業体験学習等を行っております。  また、地域の教育機能の学校への導入といたしましては、クラブ活動や学校図書館等への外部の指導者やボランティアの活用、子供の登下校の際の支援活動、平和学習へのゲストティーチャーとしての招聘、学校の教育活動に対する評価等々、保護者、地域の方が教育活動を参観することから教育活動に参画するような取り組みを進めております。このような取り組みは子供たちの地域の方への感謝の気持ちや郷土を愛する気持ちの育成にもつながり、特に職業体験学習におきましては将来の自分の進路を真剣に考える重要な機会にもなっております。  なお、教育委員会といたしましては、このような取り組みの支援といたしまして特色ある教育活動補助金制度、学校図書館整備事業の実施、県の事業で職場体験学習を補助する事業、自分発見ふれあい事業や子供の下校の安全を確保するためのスクールサポート事業、地域の教員採用試験合格者の学生を学習支援員として活用する学生支援ボランティア活用事業なども受け、学校が保護者、地域と連携して教育活動を展開できるよう支援しております。  最後になりましたが、今後も信頼される学校づくりに向けてさまざまな教育課題への取り組みを進めてまいりますので、ぜひ今後ともご協力をいただくなりお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(安藤邦晃君) 森谷茂治君。 ○2番(森谷茂治君) 再質問お願いします。  中学校給食の件ですが、仮定としてデリバリー給食を実施するとすると、四日市市並みの補助であれば1食200円、川越中学校の生徒の約半数が希望するとして200人、給食実施回数が年間184回ほどですから、年間で計算すると200円掛ける200人掛ける184回、つまり7,360千円になります。仮定なもんですからあれなんですけども、初期投資等も考えたとするとどんな補助が考えられるのか、わかったら教えていただきたい。  また、信頼される学校づくりの件については、子供がいろいろ悩みを持ったり、保護者も悩みを持ったりしているわけですけども、そういう子供の悩みなんかについて相談できる場はどうなっているんでしょうか。2点お願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 水越教育長。
    ○教育長(水越種夫君) それでは、再質問にお答えを申し上げたいと思います。  先ほど補助につきまして、仮に実数といたしました場合、隣接市さんの例を申されたわけでございますが、ただ、食数が私どもの場合、学校が比較的小規模でございますので、果たして200円等で済むのかどうかというのは少し心配をするところでございます。また、それ以外に衛生的な保管場所、温度管理されたということになるんですが、このあたりには空調設備などが必要となってまいりますし、それから料金徴収につきましては滞納のないような形でやろうとしますと事前振り込みということで、これに対しましては、例を調査いたしましたところ、かなりのシステム費が毎年みっちりとかかっているというような課題等々もございます。いずれにいたしましても、仮に実数といたしました場合は、学校給食としての位置づけ、あるいは実施例に照らしまして、やはり補助を考えていく必要があるかというふうに考えております。  それから、2点目の子供の悩みの相談できる場につきまして、悩みの相談できる場といたしましては、各校の校務分掌に教育相談担当を位置づけいたしまして相談日等を設定するなど、対話できる環境づくりに努めております。また、県のスクールカウンセラーによる相談の場、さらには各位のご理解によりまして、町において専門職を配置いたしまして相談室を開設をしております。今後とも一層の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 森谷茂治君。 ○2番(森谷茂治君) 中学校での完全給食の実施率、これは冒頭で述べましたけども、三重県の数値は平成19年が45.3%、これは全国の数値よりも35.2ポイントも低い、これが現状です。三重県は全国47都道府県中45位、つまり三重県より低いところは神奈川県の15.9%、大阪府の10.4%の2つだけです。中学校での完全給食実施に関しては三重県や川越町は明らかにおくれてると考えます。給食実施に当たって、教育委員会の取り組むべき内容はたくさんあって負担も大きいとは思いますが、町民のサービスという観点からも、ぜひ中学校での給食提供を実施していただきたいと思います。  これで私の質疑終わります。 ○議長(安藤邦晃君) これにて森谷茂治君の質問を終わります。  次に、5番、早川正幸君の質問を許します。  早川正幸君。 ○5番(早川正幸君) 5番議員の早川正幸でございます。一般質問をさせていただきます。  先ほど、川村町長からも施政方針の中で一部私の質問とダブる部分もありまして、発表いただきましたが、ぜひ具体的な内容でいろいろお伺いをしたいと存じます。よろしくお願いします。  町長、就任されて2カ月が過ぎる、行政経験のない新町長として、いろいろご苦労があるんじゃないかと思われます。山田町長時代より引き継がれた案件や当町の問題点、課題が見えてきて、これから川村町政が本格的に始動する時期でないかと思われます。そこで、町長に立候補されたときにマニフェスト、先ほども紹介があり、それが施政方針として取り入れられておりますが、ご自身が述べられた抱負や課題について具体的に5項目のことについてお伺いしたいと思います。  まず、第1点でございますけども、マスコミで当選後のインタビューということで受けてみえまして、それが報道されましたが、その中で、町議時代に破れなかった行政の壁があったと述べられてみえました。いろいろ行政の壁というのが、バリアがあったんだと思うんですけども、その破れなかった行政の壁というのは何でございましょう。どのような場面で、どんな行政の壁があったのかを、遭遇されたのかをお伺いしたいと思います。こういうことをお聞きすることは、それを乗り越えて町政運営をいただかないかんということでございますので、ぜひこの場でお聞きしたいと思います。  2項目でございますけども、その行政の壁を、町長当選によってその壁の内側に入られたわけでございますね。議員時代に感じられた壁が内側に入ったことによってなくなったと思うわけでございますけども、今後、町長として執行部の報告を受け、議員を動かし、先ほども何度か町民の視点に立った、目線に立ったということを施政方針の中におっしゃってみえましたですけども、町民の声を直接聞いて行政にはね返す立場になられたわけでございます。議員時代の経験をもちろん生かしていただきたいわけでございますけども、行政の中から町を変えたい、そういう強い意思が先ほどの施政方針の中にも私は感じ取られたわけでございますんで、私も議員の立場で微力ながら支援をさせていただき、応援をしたいと思っております。  山田町政の引き継ぎもあるんでしょうけども、そういう行政の壁という部分でいきますと、山田町政からの脱却、一部自分で変えるよということも先ほどの施政方針の中で随所に見られますが、風通しのよい町政の推進をされるんじゃないかなと思います。それを期待しておるとこでございます。それで、2カ月たって町長自身が解決しなければならないと感じた問題点や課題は何でしょうか、具体的な問題点、課題をお伺いしたいと思います。その問題点、課題を今後どういう計画で解決していくのか、その辺のことも触れていただければ、私の質問の本意でございます。  3点目でございますが、町長選挙中に町民の声を反映した町政づくりをしたい、マニフェストにも掲げられておりますが、先ほど情報公開もし、町民の参画を推進するという趣旨のお話もいただきました。じゃあ、どういうふうに町民と対話をして町づくりへ参加させるのか、参加してもらうのか、そういう仕組みがちょっと見えないんでございます。例えば出前調査をやるとか、自治会へ出向いて話し合いをするとか、何かお考えがあると思われるんですけども、そういう仕組みづくりをお伺いしたいと思います。  それから、4点目でございますけども、先ほど町民の中には私たち議員も入るわけでございますけども、議員時代に取り組めなかった内容、特に今議会の方で議会も町民の声をはね返さないかん状況があるわけでございますけども、それがなかなか議会の改革が進まない、進んでいない、町民の声を唯一伝えるのはこの一般質問の場なんですよね。議員時代に新町長は改革を思いとしては持ってみえた、それは私は十分承知しておりますけども、お立場が変わって、今度町長としての議会に対する改革に協力をいただきたいと思うわけでございますけども、そういう議会に対する改革の協力というものは具体的にどういう内容なのか、そういうのがございましたら具体的な内容をこの場で発表をお願いしたいと思います。  それと、町民や議員の声を町政に反映するということになりますと、これは企業においては一般のトップマネジメント、経営の部分に入ってくると思うんですね、町政をいかに運営するかということでございますから、今までの経営手法といいますか、仕組みとか、そういうのでは新しい町政運営はできないんじゃないかなと思います。新たな町政運営を構築する必要のためにどのような方策をお持ちでしょうか、決意がございましたら決意もお伺いしたいと思います。  以上、壇上での質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 早川議員のご質問にお答えいたします。  まず、私が議員時代に感じておりました行政の壁、これは多分皆さんも薄々は感じてみえると思うんですけども、政策立案に対して執行機関である行政側から議決機関である議会側への情報の提供の機会が少ないと、そういうことが主なものではないかと思いますけども、自分がやはり情報の提供が少ないということで行政がどういうことをやっているのかというのが目に見えなかった、そういうことです。それで、執行機関の中に入っていろんなことを決めていくに当たりまして、やはり国や県が所有する指針や計画との整合性、またそういったものに関しての協議に時間を要するなど、議決機関の中では感じることのなかった新たな行政同士の壁、そういうものもまた目に見えてきたわけでございます。こういったものが、行政同士の壁というものが皆様への、議会への情報提供がおくれる原因の一つではと感じております。  それに対して、町長に就任いたしまして今日まで私自身が解決しなければならないと感じた課題は、先ほど申しました行政同士の壁、国や県に対するそういう壁ですね、それが今後の問題点になってきたかと思います。それを解決するには、やっぱり国、県に対して川越町が一つの自治体として意思、政策を力強く主張しながら、また必要な協働については最大限要求し、行政側の整合性を失うことのなく協議の簡素化及び時間の短縮を図るように努めてまいりたいと思っております。また、地方分権による地方への権限移譲が進む中、そういった制度改革に積極的に取り組むことでより早く的確な情報等を議会、また町民の皆様に提供することができ、多面的に行政サービスの提供につながると考えております。  次に、町民の声をどのように町政に反映させるかということですけども、先ほどの所信表明でも述べさせていただいたように、常に町民の皆様の視点に立って考える姿勢を持ち続け、行政と町民とのコミュニケーションや地域との協働の関係を密にするために情報公開を進めるとともに、町民の皆様が参画できるような機会を積極的に設けてまいりたい、これをどのように行うかという質問でしたけども、3番と4番、5番、関連してくると思うんですけども、町民とひざを突き合わせて対話ができるような、こちらが各地区へ出向くか、または町の方へ来ていただいていろんな話を聞かせていただければと思っております。  議員の皆様との関係についてでありますけども、自分が経験者であるということで、執行機関と議決機関は対当な立場で牽制し合い、協力し、均衡を保つものと考えております。お互い町民の代表として皆様の幸せを築いていくわけでございますので、そういった執行機関と議決機関という基本的なスタイルを保持しながら、私も議員のときの経験を糧にしながら皆様との関係を築き上げていきたいと思っております。  それから、町民や議員の声を町政に反映させるためにということで、これは3番でお話ししたことと同じようなことになってくるんですけど、本当の町民の皆様方の行政に対するニーズはますます複雑多様化が見込まれる状況でありますので、町全体の奉仕者であることを念頭に多様化するニーズに対してそれぞれの分野での平準化に向けた取り組みを進めてまいりたいと思います。あらゆる分野に耳を傾けながらバランスのとれた環境づくりを目指したいと考えておりますが、こういった平準化でものを築き上げるためには行政だけではなく町民との協働が不可欠と考えております。それぞれの役割分担などを明確にし、地域住民の方々にも数多く参画していただき、元気な町づくりを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○5番(早川正幸君) ありがとうございました。再質問させていただきます。  先ほど町長の私に対する質問の中で、特に壁の部分ではなかなか情報が早く議員の方に来なかった、行政同士の壁もあった、そんなお話なんで、私も同感でございますけども、もう一歩踏み込んで言わさせていただきますと、早い段階で施策なり事業なりが我々の手元に届くような仕組みといいますかね、そういうのが必要じゃないかなと思うわけでございます。  それで、川村町長は民間企業の企業経営のトップとしてマネジメントをされ、企業の痛みや苦しみも経験されておるわけでございますけども、今回行政サイドに入られて180度立場が違う、逆に企業に対するそういう痛みや苦しみも酌み取っていただくような施策も必要じゃないかなと思うわけでございます。従来の慣習にとらわれない強いリーダーシップを期待するところでございますけども、再質問の中身ですけども、今よく言われる事業の展開で財政の部分でもメスを入れる、きちっとした財政基盤を確立して行政運営をという中で、よく言われるのが官から民への事業移管、これは民間でいろんな手法がPFIとか指定管理者制度とか、その他あるわけでございますけども、今川越町でも検討されている、案件もあろうかと思います。それと、十分中小企業、零細企業に配慮した施策、これは商工会とかその他団体があるわけですけども、そういう業者に対する施策がうまく機能すれば元気な町に活力が生まれて将来につながるということもあろうかと思います。  川村町長が山田町政時代にやられた町政とここが違うんだと、自分はここが違うんだと、継続やなくて違う施策があれば、今ちょっとご披露いただけませんでしょうか、これは1点目でございます。  それから、先ほども議員の執行機関と議決機関の対等の立場、これまさしく二元代表制のことも一部あるわけでございますけども、議会の方は議会でいろんな施策提言をするということになるわけでございますけども、私は以前より、3年前ですかね、一問一答方式の導入を提案してきてます。きょうもそうなんですけども、議長が最初に一般質問、それが質問の内容の1点目、2点目は再質問、2回で終わらなきゃならないんですね、今のところ申し合わせ事項では。自治法では3回までいいよという内容もあるんでございますけども、一問一答方式の導入をならんかと私は前から提案しておるわけでございます。議会の中でも一問一答方式というのは、ちょっとまだ時期が早いんじゃないかとか、まあまあしばらく検討しようじゃないかと、そういう空気でなかなか前向きじゃないんですね。  きょうもそうなんですけども、1回目の質問に対しては執行部なりご自身が考えた内容が反映されて原稿を読まれるんですね。これはこれで仕方ないと思いますけども、2問目以降が私らの聞きたい、本当に本音でどういう施策をやられるだと、どういう事業展開になるんだというのを2問目以降に聞きたいんですけど、1問で切られちゃう、要望という形で終わらざるを得んと。私らの質問は議会を終えてから、議会の中に持ち帰ってそのテーマは討議されるかというと、そういう状況でもないわけです。もうここで終わっちゃうから非常に消化不良に終わって、具体が聞き出せればいいんですけども、そうじゃない内容についてはそのまま、また次回の議会に質問せざるを得んということに今現状ではなっとるわけですね。  近隣の市町村を見ますと一問一答を導入しておるんです。菰野町は早くからやってますし、朝日町は3月の定例会から一問一答方式になったと聞いてますけども、これは一問一答方式というのはだらだらだらだらと時間稼ぎで長くやると、持ち時間1時間ですんでね、1時間の中でやれんとこはないんでしょうけども、現状ではちょっととても1時間使うような状況じゃないで、質問をやるときにはやっぱり議員として前向きな提言をし、それに対してやりとりをしていい施策を引き出したいわけですね、それが町のためになると私は確信しておるわけでございますけども。そういうことで、一問一答方式に、町長のお考えなんですけど、議会に対して対等の立場で改革に協力すると議員時代にお話をされてましたのでね、一問一答が導入できませんでしょうかと、町長はそれに答えていただけませんでしょうかというのが2点目の質問です。  町長がやるよと、協力するよと言えばこれはなる話なんでね、皆さんは町長のために何かまずいことを言っちゃあ町長の立場が悪くなるんじゃないかとか、議員がおかしなことを言うと、その議員に対して内容がずれとればおかしいよというのは、それはすれ違っちゃうことになりますんでね、やっぱりお互いに町長サイドからも反問権という権利が与えられて一問一答方式が成り立つんですけども、お互いにこの議場でやりとりしてよりいい町政運営をいただきたいと、そんな気持ちでお伺いするんで、一問一答方式の導入についてどうお考えですか、この2点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 早川議員のご質問にお答えします。  1点目ですね、前町長との違いといいますか、これは私も就任以来もうさせていただいているんですけども、先ほど言われた情報を早く流すと、施策の計画、立案に関してはある程度行政側で決めてから、そういうことは相談できるものは相談させていただくということでさせていただくつもりでおります。情報が早く流れる、そういうことはやっていけると思います。以前はそういうことはなかったと思うんですけど、それは皆さんご存じかと思います。  それから、一問一答方式ですけど、これはある程度議会の方でやっぱりそれはもんでいただいて、議会全体がそういう方向でやるというなら、やはりこちらもその話には乗らせていただきますけども、その辺を行政側はどうするんだということで質問されても、そちらの意向もありますし、その辺は議会の中で相談していただきたいと思います。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○5番(早川正幸君) ありがとうございました。  情報を早く議会に提供するよということはぜひお願いしたいです。これが山田町政と違うとこだと受けとめさせていただきます。  要望なんですけども、町長も議会の中へテーマを持って、きょうも朝一番に水道の断水のことで言っていただいた、ああいう素早い対応といいますかね、非常にいいなと思うんですけども、議会のみんなともみ合う、早い段階で情報を投げていただいて、議会の中でコンセンサスをとって、議員個人じゃなくて議会として一つの合意を形成して執行部側に渡すと、そういうこともあるといいなと思いますんで、できるだけ定期的に議会の中に入っていただきたいなと思うわけでございます。  それと、逆に議員の方も、これはどういう形がいいのかわかりませんけども、先ほど私、町政運営の中で経営会議というのがあるんかどうか、部長会とか課長会とかあるんでしょうけども、そういう今は三役というのは部長制だけしか残ってないんで、トップマネジメントの会議に議員の代表なりが出向いて、その中で町政運営に対する意見交換といいますかね、そういうこともあってもいいんじゃないかなと、ちょっとこれは難しい部分かもわかりませんけども、そういうことも検討いただいて、ぜひ議員も町政の中に参画し、町長の方も議会の中に入っていただいて、両方ともすり合わせるような場づくりができるといいなと要望して終わらさせていただきます。 ○議長(安藤邦晃君) これにて早川正幸君の質問を終わります。  暫時休憩いたします。開始時間を10時40分とします。              午前10時26分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(安藤邦晃君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、6番、早川宣雄君の質問を許します。  早川宣雄君。 ○6番(早川宣雄君) 6番議員の早川宣雄です。川村町長の町政運営について伺ってまいりたいと、このように思います。  町長は町長選挙に際して立候補するのかしないのかといろいろとお悩みになったと、立候補のあいさつの際申されましたが、その心の葛藤を乗り越えられて立候補を決意されたその勇気と意志の強さに敬意を表するものであります。町長に就任された今、立候補に駆り立てたこの思いと信念をしっかりと胸に秘めて町政に全力で取り組んでいただきたいと願うものであります。  それでは、まず1点目でございます。先ほど若干議会と行政との関係触れてみえましたが、再度私なりに質問させていただきます。町長は長く議会議員を務められ、我々議員とも親しく、また長く行動をともにしてこられたことから、親しさがゆえに議会と執行機関との牽制機能を失い、その両者がなれ合いとなり、政治責任をあいまいにする危険性がありはしないかと懸念するものであります。私も議会議員として課せられた使命、責務を念頭に置きつつ、また議員として置かれた立場を心得て今後の議員活動を務めてまいりたいと、このように思うところであります。ところで、議会と執行機関の長とは対立と平等の関係が求められると考えを持っておりますが、議会議員から今度は執行機関のトップになられた川村町長は、議会と執行機関の長との関係をどのように考えてみえるのかお伺いいたします。  2点目、町長は選挙公約に財源の見直しを掲げてみえました。私もその成果に大いに期待するところであります。この財源見直しに取り組まれるその目的は、健全財政を維持しながら町長の選挙公約である元気な町づくりを目指し、適切な行政サービスを町民の皆様に提供していくための財源見直しと私は受けとめております。町長の財政運営方針についてお伺いいたします。  3点目、町長の職務、仕事の大変なことは私も十分承知しておりますが、財源見直しに取り組まれるこの際、町長の退職金についても見直しの検討項目に組み入れられることを提案するものであります。私は以前、同様の趣旨の質問を前山田町長にも投げかけたことがあります。前町長は、町長職は非常に激務で時には体調を崩すこともあり、退職金については他市町の動向を見て検討をするとの答弁がありました。町長の退職金は、現在1期4年間で17,000千円余り支給されることになっております。この退職金の額は一般常識からかけ離れた高額なものと言わざるを得ません。また最近、三重県下の町長選挙に退職金の減額、退職金の見直しを選挙公約に掲げて立候補する候補者もあります。選挙公約である財源見直しの中で検討されることを求めるものであります。  4点目、3月議会では収入役制度を廃止し、会計管理者を置く制度変更の議案を可決しました。収入役制度が廃止されたことにより、行政としての日ごろの会計課の検査チェック体制はどのように行われているのか、また当町では現在部長制度を採用しておりますが、収入役制度が廃止されたことに伴い、副町長を置く考えがあるのかないのかを合わせてご答弁ください。  以上、率直な答弁を求めます。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 早川宣雄議員のご質問にお答えいたします。  議会と執行機関の長との関係につきましてですが、早川宣雄議員の申されましたとおり、議会と執行機関の長は互いに対等の関係にあります。それぞれ独立した立場から互いに牽制し、協力し合い、均衡を保ち、車の両輪のごとく密接した関係を築き上げ、町民の皆さんにとってよりよい川越町の実現を目指していくものと考えております。緊張感のある関係が議会と首長との本来の関係であって、こうした客観的かつ透明性のある関係が時代の流れであると確信しておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  2番目の財政運営方針につきましてお答えいたします。  所信表明にて私の所信を述べさせていただきましたが、比較的財政力のある本町において、足腰の強い財政体質をつくるため財政のむだを徹底的に省き、従来型の財政支出を抑制する一方、限られた財源の中で町民の方が求められる新たな事業に対しては積極的に対応するなど、めり張りのある財政運営を実現したいと存じます。めり張りのある財政運営を進めるためには町民の方々とコミュニケーションを密にして、町民の方が感じている希望は何かということを常に町民の立場に立って考える、そういう姿勢と今後の社会変化や国、県の動向を見きわめ、議員各位のご理解、ご協力のもと、川越町の将来を考えていく所存でございます。  3番目の町長の退職金見直し検討につきましてお答えいたします。  町長に就任して早いもので2カ月が過ぎました。町民の皆様のご信任に沿えるよう、町政運営に粉骨砕身努めているところであり、4年後の退職金については思いが及んでおりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。  4点目の、4の1点目の会計課の検査チェック体制についてお答えいたします。  地方自治法の改正により、この4月から収入役を廃止し、新たに会計管理者を置き、会計業務を行っております。会計課といたしましては、今まで同様の検査チェックを行っているとともに、監査委員による例月出納検査、定期監査、決算監査を受け、出納業務を遂行しております。  また、2点目の副町長を置く考えはということですが、今のところ現在の部長体制でいきたいと考えておりますが、将来的には副町長制も視野に入れ検討してまいりたいと思っておりますので、ご理解をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 早川宣雄君。 ○6番(早川宣雄君) それでは、再質問させていただきます。  退職金については、町長ご自身にかかわることでございますので、私もこれ以上申し上げることもありません。参考までに、平成18年以降の県知事、県下の市町の首長の退職金の改定の動向についておわかりでしたら答弁ください。  また、町長の選挙公約に上げた財源見直しについては、歳出全般にわたり見直しすべきものと私は考えております。財源見直しをどのように進めていくのか、その具体的な手順、方法をお持ちでしたらお伺います、1点目でございます。  しっかりした財政基盤をつくっていくということは、川越町単独で合併せずにこのまま町政運営をやっていきたいというような町長のお考えかと私は受けとめておるわけでございますが、川越町単独で町政運営していくのにも、やはり近隣市町との連携、情報交換は欠かせないものと考えております。近隣市町との関係をどのように推進していくのか、特に四日市市さんにはごみ処理、消防等その他いろいろお世話になっております。四日市市との友好的な関係、情報の共有をどのように構築していくのかお伺いいたします。  3点目でございますが、会計課は町の歳入歳出に伴い、多額の収入、支払を指定金融機関等を通じて行っております。その中で重要な業務上の決済はどのように行われていくのか、1番目の第一時的な決済はだれが行っていくのかお答えください。  4点目でございますが、ご承知のように議会の役員選挙が4月の28日に行われ、議会の新しい役員が決まりました。役員選挙に向けて2つのグループに分かれ、多数派工作が行われ、少数派に属した我々のグループは結果において手痛く打ちのめされました。年若い安藤議長が誕生して、多くの年長議員は戸惑っているのではないかと思います。なぜ年長議員を押しのけてまで議長を目指したのか、その意図、考えもわからず、また私はいまだにわだかまりがあり、しっくりいかないものがあります。このように議会の役員選挙は選挙後に議員の間にしこりを残すことは町長も十分おわかりのことと思います。ところで、町長は議会の役員選挙に絡んで議会の役員、例えば議長、副議長に特定の議員を頼むと我々議員同僚の仲間に働きかけたことがあったのかなかったのか、その辺をお伺いいたします。  以上、4点について再質問いたします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 早川議員の再質問にお答えいたします。  1点目の財政運営を、財政のむだをどのようにしていくかということでございますけども、先ほど述べましたように、町民の方がどういうふうに何を求められるかということを、やはり町民とのコミュニケーションをとりながら、早川議員の言われた全般的にそういうことを、町民の方が望んでいることをもとに見直しながらやっていきたいと思っております。  あと、四日市とか近隣との関係ですけども、いろんな面で三泗地域においては事務委託を行ったり協議会を設置したりして情報交換などを行い、今後もこのような関係を継続していくつもりでございます。  3番目の退職金改定の動向については総務部長がお答えいたします。  会計課における決裁は、収入役から職務を引き継いだということで、会計管理者が行っております。内容といたしましては、現金出納及び保管、小切手の振り出し、有価証券の出納及び保管、物品の出納及び保管、現金及び財産の記録管理、支出負担行為に関する確認、決裁、決算を調製し、これを町長に提出しております。今まで、先ほど述べましたように、収入役が決裁してきた部分は会計管理者が行っております。  それから、議会の役員選挙に関してですけども、私は一切かかわっておりませんので、ご了解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 城田総務部長。 ○総務部長(城田政幸君) 早川宣雄議員さんの再質問、県下の市町の首長の退職金に改定の動向についてということの再質問でございますけれども、現在5市15町、20の市町並びに市町の一部事務組合、広域連合の20団体を含め48団体で構成をしております三重県市町職員退職手当組合に当町は加入をしております。その中で特別職及び職員の退職手当の支給に関する事務を委託しておるわけでございます。ご質問の首長等の退職手当についてでございますけれども、平成18年4月から、今までは1年を単位として算定をしておったものを1カ月ごとを単位とする算定方法に変わりました。それが平成18年の4月から変わったものでございます。ほかについては全然変わっておりませんので、ご報告をさせていただきます。18年から20年、21年まで、現在まではそういう形でございます。 ○6番(早川宣雄君) 大きな、大幅な減額改定とか、それはなかったということで理解してよろしいですね。 ○総務部長(城田政幸君) そういうことでございます。 ○6番(早川宣雄君) 本給が下がったりとか月給が下がった例はございませんか。 ○総務部長(城田政幸君) ないです。率も一緒でございますので、そういうことでございます。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 早川宣雄君。 ○6番(早川宣雄君) 最後に、一言申し上げて質問を終わります。  町長も先ほど申し述べられましたように、議会と執行部とやはり緊張感を持ってお互い切磋琢磨して車の両輪のようにやっていきたいということで、議員は議員なりに頑張っていきたいと思っておりますので、町長もひとつしっかりと町政に取り組んでいただきたい、このように思っております。  以上、質問終わります。 ○町長(川村康治君) これにて早川宣雄君の質問を終わります。  次に、3番、伊藤勝也君の質問を許します。  伊藤勝也君。 ○3番(伊藤勝也君) 3番議員の伊藤勝也でございます。ひとつよろしくお願いします。  先ほども町長の方から環境の問題、地域温暖化の問題で若干施政方針で述べられましたけど、それに関することでご質問したいと思います。  昨今、毎日のようにニュースで環境問題が新聞、テレビ、マスコミ等で取り上げられております。地域温暖化対策については京都議定書で約束したCO2の排出規模削減計画、2008年度から2012年度の目標が6%であるが、昨日のニュースでもちょっと発表されておりましたけど、現在逆に9%の増加をしているという状況であると、目標の達成のためにより以上の努力をしなければならないというのではないかと思います。  昨年開催されました洞爺湖サミットでも主要排出国会議で協議がありまして、2050年までに温室効果ガスの排出量を半減する長期目標について、世界全体の目標として共有し採択することを関係国に求めると明記され、先進国だけでなく新興国も前向きに取り組む姿勢を示しました。
     また、ことし誕生しましたアメリカの大統領のオバマ氏が重点政策にグリーンニューディール政策を発表し、多くの予算を計上しました。風力発電、太陽光発電に力を入れている状況でございます。これは雇用対策にも寄与しているんじゃないかということは皆さんもご存じだと思います。  日本においても、日本版のグリーンニューディール政策をねらう2009年度の予算に各省庁で多く計上されております。農水省においてはCO2の吸収源となる森林整備事業ほかで約270,000,000千円を計上されております。それから、経済産業省では、学校など公共施設や民間の企業と自治体が連携した大規模太陽光発電設備設置などを支援する新エネルギー導入加速化支援対策費補助に36,400,000千円。環境省でも地球温暖化対策に4.5%増の42,000,000千円が計上され、地球温暖化問題は、いまや個々の問題じゃなしに政治経済の中心課題となっております。  一方、各自治体の動きはといいますと、愛知県の近隣では豊田市を初め多くの自治体、また三重県でも桑名市を初めとする多くの自治体で、市の庁舎等多くの公共施設でCO2削減を目指し庁舎の壁面にアサガオの花などつる科の植物を栽培し、緑葉樹での緑のカーテンで室内温度を2度から5度下げる試みをするなどの努力をされている状況であります。  また、先日新聞に出ておりましたけど、緑のカーテン全国フォーラムを東京都板橋区が一応発信地となりまして開催して、全国に広めようという動きがありました。ちょっと新聞のあれがありますけど、緑のカーテンっていうことで、4月17日の日に東京都板橋区の第2回全国フォーラム、板橋区立文化会館で開催しました。緑の輪を、これは日本だけじゃなしに世界に広めようという発信基地になりたいということで、そういうフォーラムがありました。  また、川越町でも温暖化防止に取り組みが行われ、庁舎ほか多くの施設で太陽光発電システム等が取り入れられ、努力はされているが、達成感には非常にほど遠いように感じられます。川越町は非常に緑の少ない町であり、先ほど町長の施政方針でも述べられましたけど、山もないという形でございますので、二酸化炭素の排出量は減らすのはもちろんですけど、二酸化炭素CO2の吸収源である森林がほとんどないというふうに述べられております。  そこで、二酸化炭素CO2の効率を吸収し、地球温暖化防止のシンボルとして、神戸市環境局ではケナフという植物の栽培を地域、学校、市民グループなどが環境保全活動の普及を進めております。  ケナフといいますと、皆さん方、非常に聞いたことのない名前だと思います。別名はホワイトハイビスカス。ここにちょっと写真がありますけど、こんなような感じの花でございます。これ見ていただくと、非常にきれいな花でございますけど、ホワイトハイビスカスと呼ばれておるわけでございます。  では、どんな植物かといいますと、ケナフは熱帯性の1年草で、二酸化炭素CO2を、生育中に一般の樹木の数倍の吸収力があるということでございます。また、水中の窒素や燐の吸収効率も、水質浄化の点でも注目をされております。また、栽培も比較的簡単で、春に種をまくと秋には高さ3メーターか4メーターほどにもなり、そして成長後の皮の部分、しんの部分、すべてが紙の原料として利用できるなど、まさに木材にかわる最適な非木材資源とされております。また、ケナフの栽培を通じて観察活動や紙すき等を調べて、学校の各種活動を通して森林資源の保護など環境問題に対する取り組みや、さらに伝統的な紙づくりなども実施している学校もございます。  このように環境に優しく地球温暖化のシンボルとしてケナフの栽培の普及に取り組まれたらというふうに思っております。  以上のようなことを踏まえて、川越町として取り組まれてはどうか、町長、所見をお願いしたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 伊藤議員の質問にお答えいたします。地球温暖化防止のシンボルとして、植物の栽培を提案するということですね。  近ごろ町民の方々は地球環境について関心が高く、太陽光発電の補助、低公害車に対する補助に関する問い合わせが多くあり、補助金に対する予約状況は、本年度早々から、過年度数年と比較し問い合わせが多数来ておりますことをまず報告させていただきます。  さて、この質問の植物の栽培についてですが、確かに植物の栽培は光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を排出するため地球温暖化防止に対し効果的であり、非常に貴重な提案であると考えます。本町でも過去は三重県パイロット事業にて町体育館周辺で植樹を実施し、また中部電力株式会社の植樹事業を利用し、役場、小・中学校、保育園、幼稚園など、本町すべての公共施設で植樹を行っております。本年度以降も、ご提案のように、公共施設を中心に栽培可能な用地の確認、植物の種類、取得方法などを検討し、継続したいと思っております。  ただ、一例として出されたケナフは、環境教育に利用されるなど実例がありますが、強い繁殖力などでセイタカアワダチソウなどのように一度野外に定着すると駆除が困難になり、また外来種のため在来種に及ぼす影響を懸念する向きもあり、植物の種類についてはよく検討する必要があると考えますので、ご理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 伊藤勝也君。 ○3番(伊藤勝也君) ありがとうございます。  先ほど町長が申されましたけど、今心配だけだと。ケナフという植物については、今のところ学識者も心配はしておるけど、実害、実際にあるのかどうかわからないということで、できましたらテスト的にでもこれを栽培されてみたらどうかと。学校の教育の一環として、ケナフのいわゆる成長した後の処理も環境に優しく、紙の原料にもなるということも実際に使われている学校もあるわけでございます。そこらの点を再度確認したい。  それともう1点は、先ほどちょっと、これ直接関連の質問になるわけですけど、公共施設での緑のカーテンということで私表現させていただきましたけど、緑のカーテン、すなわちアサガオの花とか、それからゴーヤの、いわゆるつる科性の植物を栽培されて、少しでも地球温暖化の、いわゆる室内の温度を下げるという努力はされる気があるのかどうか。近隣の市町でも結構対応されて、先日の新聞で、桑名市が実際にこういう形でやられておると。南の方でも松阪市だとか、それからほかの市町でも結構そういう対応をされておるというふうなことを聞いております。それも含めてひとつ再質問させていただきたいと思いますで、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 伊藤議員の再質問にお答えいたします。  緑のカーテン、今言われたアサガオなんかの栽培ですね、多分小学校等で今、鉢植えでやってみえると思いますけども、そんなところで、毎年幼稚園とか保育園、そういう教材に関したとこでやっぱりふやしていきたい、そういうふうに考えております。  あとケナフの問題になるんですけども、教材用のにええということでございましたけども、ちょっとこちらも調べましたんですけども、環境学習に栽培される。一方で、やっぱり茎にとげがあったり加工に手間がかかるというような面も書いてありますので、その辺をまたいろんな環境に関して調べさせていただいて、それが適当であればさせていただくということで、ちょっと考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 伊藤勝也君。 ○3番(伊藤勝也君) それでは、最後に、要望みたいな形になると思います。前向きに取り組んでいただけるというふうなことのご返事をいただきました。  それと、ぜひ緑のカーテン、今私も各公共施設見させていただきますと、アサガオだけでそんなにいわゆる地球温暖化に貢献しとるのかなと、アサガオの生育のいわゆる過程を見ているだけじゃないかなと、本格的にやっぱりよその市町も取り入れてみえるということで、ぜひ取り入れられたらどうかなというふうに思っておりますので、それだけお願いして、この質問を終わらせていただきます。 ○議長(安藤邦晃君) これにて伊藤勝也君の質問を終わります。  次に、10番、平塚 勝君の質問を許します。  平塚 勝君。 ○10番(平塚 勝君) 新しい議長の前で質問すること光栄に思います。また、歯を傷めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  ミスプリントがあります。私の一般質問の上から2行目の「あり」を2字抹消していただきたいのと、3行目の真ん中に「切開く」。ひらくというのは開拓の拓です。以上。  それでは、本題に入らせていただきます。  教育行政について質問させていただきます。  我々の教育は戦前と戦後の教育で、私が生まれたのは1938年。当時は国防を目的にといいますか、そういったために国が全力補給ちゅうんか発揮できるよう、人的、物的資源を統制し運用するという時代でありました。いわゆる国民総統制下において、また同時に国家総動員法を発布された。この年に生まれ、終戦を迎えたということでございますが、今は平成の教育であります、デモクラシー、民主教育です。教育は時代とともに変わってきております。まさに地方分権であり、これらの時代を担う新しい時代を切り開くため、新しい考え、斬新な考えが必要ではないかと思うのであります。国は数年前に、教育が変わる、学校が変わる、先生も変わると指導があったが、何が変わったのか、一般浸透しなかったと思います。これらは、社会の軌跡と申しますか、ひずみとして数多く残されておろうかと思うのであります。  当町の教育におけるこれらの内容と課題はすべて教育委員会で検討、実施され、情報公開されておりますが、教育委員会で目指す教育は体力向上、気力とか集中力、精神力、ともに生きる力、考える力が一般であり、また通学路、交通安全も教育の一環であろうかと思います。  この通学路でありますが、ある区長は、県道に白線が消えておるということで、教育委員会が総務課へ白線を引いてくれと言っていたがキャッチボールされたと。私は県へ電話しても依頼したんですが、こういったことも。また、交通安全、これらについても、交通安全に寄与すると、みんなが交通安全を願っておる、そういった状況の中で、ある団体で交通安全に寄与するっていう言葉がわからないちゅうか、残念であったと。また、最近では高松の溝で、住民が落ちて救急車で運ばれ入院したと。また、天神においてもそういう場所がある。こういった危険な場所は、そういったそういうところやなくても、一般の住民、よそから来た人のそういう危険性があるかと思われるのであります。こういったことも考えてみたわけではございますが、理解いただけなかった。  心にあらざれば見えども見えず、五感のすべては心で見えれども見えず、聞けども聞こえず、食らえどもその味知らずであってはいけない。また、これらはすべて子供を生かすため、たくましく切り開く教育と個々の子供の理解、これはいわゆる子供の心で、世間で言われております子育てであろうかとも思います。子育ては大変難しい時代になってきたと思うわけでございます。子供の心とか理解度は、人の能力と体力により人によって違い、人には非常に多種多様な天賦の才というものがあります。これは、さまざまな才能のすべてが貴重であり、事実、それらのすべてが人の幸せに欠くことのできないものであります。しかし、こうした人の才能は、初めは単なる(聴取不能)かすぎません。刺激され、実際に事に当たる。使われる機会を与えない限り有効に表にはあらわれません、事実・実態となりません。これが最も広い意味での教育と言われていると私は思うのであります。  また、私は、社会も社会でありますが、家庭の充実が必要であると思います。子供は家族の愛情のもとに教育され、みずからも家庭の一員としての種々の役割を果たしながら成長を遂げていく、そして親たちも複雑な社会的環境条件の下に子供の教育に取り組み、努力していく。しかし、最近の傾向を見ると、社会の都市化、核家族化や家庭における子供の減少などの状況で消えてしまい、あるいは世代相互間の接触による家庭内での安心・安全なる幸せな生活、また安定した人材を育てる機会は少なく、子供にとって家庭とのかかわりは狭いものになり、親も子供に対しややもすると過保護や過度の譲歩がちであり、また一般に親の子供に対する関心は知的な教育、特に進学の問題が中心となり、基本的な生活習慣のしつけ、社会性や自尊心の涵養などの面での家庭の本来的な役回りが必ずしも十分果たされてるとは言いがたいと。  さらに、テレビ普及に代表されるようにマスコミが著しく発達しており、家庭においてもテレビ、パソコン、インターネット等による大量の情報を正しく選択し、これらを活用する能力を養うことが新たな教育課題であろうかと思うのであります。  こういった教育課題、内容を踏まえたビジョン、計画が必要ではなかろうかと思うわけでございます。いかがなものか、ご返答を願いたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 水越教育長。 ○教育長(水越種夫君) ご通告いただきましたご質問の要旨に基づきまして平塚議員の、川越町の教育行政についてお答えを申し上げたいと思います。  教育は、お説のように、時代や社会の変化とともにその求めるところや内容は変わってまいります。学習指導要領を審議している中央教育審議会では平成8年、それまでの詰め込み教育への反省から、思考力や表現力といった学力と、他人を思いやる心などを示す生きる力の育成を後の教育の目標として掲げました。そのもとに現行の学習指導要領では学校週5日制の実施、教育内容の厳選、思考力等を身につける総合的な学習の時間新設などを進めてまいったところでございます。しかし、この取り組みの結果、基礎学力が低下した、あるいは子供の学習意欲に個人差が広がったなどの声が相次ぎました。ご質問にある国の教育が変わる、学校が変わる、先生も変わるという取り組みで何が変わったのか、一般に浸透していない、社会の軌跡とひずみとして数多く残されているというご質問要旨は、まさにこうした国の教育施策へのご指摘であるというふうに思えます。  川越町といたしましても、これらの課題や社会の変化に応じて、新しく改定される学習指導要領の本格実施に向けて、また当町の子供たちの実態ともあわせて、今後の教育についての目標の策定に着手しておるところでございます。  現在は、社会において自立的に生きるために必要な生きる力の育成、他者や社会とかかわりながら自己を表現していく、ともに生きる力の育成を目指した教育を進めていくと、そんな計画をしております。そして、その実現に向けまして重点的に取り組む内容を3つ考えております。  まず一つは、経営の重点として信頼される学校づくりの推進、それから指導の重点として一人一人が大切にされる教育の創造、それから3つ目が、研修の重点として教師の学びを支える研修の推進でございます。また、これらの重点について、開かれた学校づくり、学校評価の推進、基礎・基本の定着や四季の活用を目指した授業づくり、日々の教育活動をもとにした教職員の能力開発など、具体的な取り組みを計画的に実践、充実させていく考えでおります。  こうしたことによりまして川越町の教育を時代に合わせて推進していくことが極めて肝要であり、そのために現在、教育目標づくりの取り組みを進めておりますので、ぜひともご理解をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 平塚 勝君。 ○10番(平塚 勝君) 大変丁寧な回答、ありがとうございます。  課題と内容、ビジョンが必要ではないかということでありますが、川越町の学校教育白書があるのかないのか、なかったら作成していただきたい。ぜひ一般にわかるような内容を示していただきたい。一般というのはPTA、一般住民のことです。このことは、教育基本法の改正に伴い、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条には、教育委員会は毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに公表しなければならないとされております。ぜひ早急に作成願いたい。  そういうことでございますので、再度ご返答いただけたらありがたいと思います。以上。 ○議長(安藤邦晃君) 水越教育長。 ○教育長(水越種夫君) 再質問にお答え申し上げます。  先ほどおっしゃられた報告につきましては、20年の4月から一部改正によって施行されたというふうに考えておりますので、今その準備を進めておりまして、決算等々の時期にあわせてそういう報告を申し上げたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 平塚 勝君。 ○10番(平塚 勝君) 了解。 ○議長(安藤邦晃君) これにて平塚 勝君の質問を終わります。  次に、7番、石川奈々子君の質問を許します。  石川奈々子君。 ○7番(石川奈々子君) 7番議員、石川奈々子でございます。議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。  私は、健康づくりに高齢者向け遊具をというのと、2番目に「高齢者向けの緊急避難所」の設置というのを、大変申しわけないですが、題をここで「緊急連絡所」と訂正させてもらいます。失礼いたしました。  まず1番目、健康づくりに高齢者向け遊具をということでお話しさせていただきます。  昨年の平成20年10月1日の我が国の総人口は1億2,769万2,000人、高齢化率は22.6%でございます。そこで、三重県の人口は、やはり同じ平成20年10月1日、186万9,669人で、高齢化率は23.1%となって、全国の平均よりやや多くなっております。我が川越町では、平成21年3月現在、人口は1万3,842人、高齢化率が17.4%となっております。全国平均よりは低くなっております。お隣の朝日町と並んで、人口の構成は三重県の中で若い人が最も多い町となっております。  さて、高齢者の話に戻りますと、皆さんご存じのように、日本全体では生まれる子供の数は少なく、高齢者はふえ続けております。少子高齢社会の真っただ中に私たちは生きております。平成12年から取り入れられた介護保険制度は、高齢者が住みなれた家や地域で助けてもらいながら生活ができる仕組みをうたっております。  平成21年3月、ことしの3月です、国では介護保険の制度改正に伴い、高齢者保健福祉計画並びに介護事業計画を改定いたしました。これでございます。仕事を引退した高齢者がそれまでの生活スタイルを維持し、その持てる能力に応じて自立した日常生活を送ることができるよう求められています。近年の中高年を中心とした健康ブームの中で、子供たちに滑り台やブランコがあるように、高齢者の施設において、箱物だけではなく野外で手軽に体を動かせて楽しめる遊具が健康づくりの手助けになるのではないかと思います。また、既設の公園や公民館、空き地の有効利用も含めて、元気な高齢者を支えるためと、ふえ続ける医療費節減のためにも高齢者向けの遊具の設置を考えてはどうでしょうか。  2つ目の、先ほど訂正させていただきました「高齢者向けの緊急避難所」の設置というところを、題を「高齢者向けの連絡所」としておいた方がよかったように思いますので、ここで「連絡所」と訂正させていただきます。大変失礼いたしました。  これは、余り難しいことを考えず、子供110番の高齢者版として高齢者を見守る活動を地域でしてはどうでしょうかということです。ふだんは近所の人にかかわりたくない、しかしいざというときには頼れる近所が欲しいという一見矛盾しているようでありますが、他人に監視されたくない、そういう抵抗感がある高齢者がいらっしゃいます。そこで、単独行動をしている高齢者の手助けを気軽にできる制度。制度というとちょっと難しくなりますが、学童向けには子供110番がありますが高齢者にはないので、高齢者の連絡所と考えてみてはどうでしょうか。  以上、2点を質問させていただきます。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 石川議員のご質問にお答えいたします。  健康づくりに高齢者向け遊具をということで、高齢者の方々の健康づくりは野外ではゲートボール、グラウンドゴルフ、ウオーキング等が行われ、室内ではいきいきセンターに健康づくり器具を設置しております。また、総合体育館のトレーニングルームにランニングマシン、エアロバイク等を設置しております。ご質問の公園内には高齢者向けの遊具の設置はしておりませんが、今後ほかのところの公園を見て、これから高齢者の方々からのニーズ等も踏まえ、検討をしてまいりたいと考えております。  次に、高齢者用の緊急連絡所につきましては、現在指定された連絡所はありませんが、これは地域の皆さんが高齢者の方々を日ごろより温かく見守ってくだされば安心・安全な場になるかと存じますので、ご協力、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 石川奈々子君。 ○7番(石川奈々子君) 私は、再質問ではございませんで、要望でございます。  高齢者遊具ですが、近くではオーストラリア館の北の端、霞緑地公園に高齢者向けの遊具が設置されております。この写真でございます。霞の緑地公園の高齢者向けの遊具が設置されておりますのが、今絵はがき、小さなもので大変失礼でしたが、設置されております。しかし、ウオーキングをしている方がおられますが、人通りが少ない場所にあるために使っている人も見かけませんし、そして残念ながら余り知られておりません。  愛知県の知多半島にある東浦は、徳川家康の生母、於大の方の出身地であります。そこの名をいただいた於大公園には、愛知県の大府市にある国立長寿医療センターと高級家具で有名なカリモクが共同開発した高齢者遊具が設置されています。これでございます。それでたまたま、私ごとで大変恐縮でございますが、私の東海市の同級生が公園のすぐそばに住んでおりますので、評判を尋ねてみました。そうしましたら、健康づくりにはとてもよいし、公園自身が余り大き過ぎず小さ過ぎずで使い勝手がよいので人気がありますという答えでした。そして、最近では行政の見学者が多くなっていますが、人の話によると高額なのがとても難点であると聞いてますけれど、医療費を使うよりは効果があるのではないかということも聞いております。  近いことですし、高額だということで、カリモクさんは高級家具を扱っておりますから高額だと思いますし、これを全体にしようと思うと随分高額じゃないかなと思いますか、一度参考のために見学するということも考えていただけたらと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) これにて石川奈々子君の質問を終わります。  次に、8番、松岡正克君の質問を許します。  松岡正克君。 ○8番(松岡正克君) 8番議員の松岡正克と申します。議長のお許しを受けましたので、4点ほど質問させていただきます。  川村新町長におきましては初の定例会であります。いろいろの思案があろうと思いますが、勇気ある回答を期待しております。  それでは、質問に入ります。  まず1点目、川越インター周辺の開発について。平成20年度に策定された川越町都市マスタープランの中に、川越インター周辺の開発は最優先課題と思われます。この開発問題は、平成19年2月から企画情報課の職員が県都市計画課等や地主側と接触し、80回余に関して協議、また調査してまいりましたが、前町長の方針が業務代行方式という思案があったために現在凍結状態であります。  伊勢湾岸道路が開通して、はや6年経過いたしました。近隣のインターチェンジの周辺では、長島町でサービスエリアが完成し、桑名インター周辺に食品メーカーの加ト吉や流通企業が進出し、職員募集の雇用が始まっております。この土地を有効利用して企業誘致をするとすれば、雇用が生まれ、町の税収が拡大します。行政側の勇気ある決断を望みます。  2点目、霞4号線の現況について。霞4号線の工事は、平成18年9月から起点側から、霞北埠頭側で地盤工事が着工し、橋脚等が着々と進んでおります。この1年から2年にかけて、川越側の工事が着工されます。  私が質問いたしたいのは、高松海岸周辺の整備について町長はどのように考えておられるのか。先ほど所信声明で自然公園にしたというふうなあれがありましたけども、そういうところをもう一回はっきり説明していただきたいと思います。  川越インター周辺の工事が進むとするならば、国道23号線の交差点の交通渋滞が必ず起きてきます。それをどのように考えておられるのか。  それから3点目、旧役場の跡地利用について。跡地利用については、前町長が利用方法を提言されましたが、川村町長は継承されていかれるのか、その思案をお聞きしたい。  4点目、保育所の問題について。町長は、南保育所の児童の減少の原因を知っておられるのか。また、このような問題で、保育所の問題が行政側が解決できなければ民営化にしたらどうかっちゅう提案です。  まず、なぜ民営化にさせないかないかっちゅうことを、状況を説明いたします。  南保育所は、110人が定員であって、平成19年は86人で、マイナス25人でありました。平成20年になりますと、110人に対して61人で、マイナス49人です。平成21年の4月1日現在で、110人に対して定員は27名であります、マイナス83名であります。このような減少は、多分行政側の問題解決ができなかったからと思いますので、これを一応提案して、ここのこの場の質問を終わります。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 松岡正克議員のご質問にお答えいたします。  まず、1点目の、川越インター周辺の開発についてでありますが、このエリアの開発につきましては、平成19年2月より数十回にわたり地権者並びに県、部局との協議や会議等を重ねてまいり、今年3月9日に地権者に対し株式会社フジタより、本開発に伴う雨水調整池や公園、道路等の確保及び建物補償等による計算結果をもとに作成した土地利用計画の案が提案されました。現在は地権者の皆さんの意思を確認している最中であり、先ほど松岡議員が申されました凍結という認識はいたしておりません。  本開発につきましては、県下において市街化調整区域内での工業系用途を目的とした行政主導による区画整理の事例もなく、従来どおりの地権者みずからが行う地権者主導の手法により土地利用を図っていくものと考えておりますが、私自身、今後勉強しながら思案してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。  2点目の、霞4号幹線の現状についてですが、高松海岸につきましては四日市港港湾区域に位置し、その港湾区域の基本計画である四日市港湾計画の見直しを四日市港管理組合とで取り組んでおります。策定業務をする中で四日市港長期構想検討委員会が設置され、当町といたしましても港湾区域内の行政団体として参画しております。この基本構想の中で、自然と触れ合える港づくりを趣旨に自然海浜や干潟等における生態系を維持するとともに、干潟や砂浜等の管理・保全を行い、海域部と陸域部が調和した多様な生物生息空間を有する複合的な自然環境の創造に関係者と連携し取り組むことなどが記されております。本町といたしましても、こうした基本方針に基づき、関係者と今後協議検討を進め、次世代に継承できる親水空間を築いてまいりたいと考えております。  インター周辺につきましては、まず地元自治会等からの要望事項を重点に国、県に訴えております。  また、霞4号幹線供用開始後に予測される交通量増加に対応すべく、県道桑名四日市線の4車線化並びに同路線の国道23号線への右折レーン改良などを国、県に強く要望を行い、地域住民の交通並びに環境負荷の軽減を図りたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。  次に、旧役場の跡地利用につきましてお答えいたします。
     跡地利用については、前町長が平成20年3月定例会の伊藤 勝議員の一般質問に答弁にて、いきいきセンター、あいあいセンターの駐車場や公共施設の活用を中心に検討していきたいと述べております。私といたしましても、前町長の考え方を継承しながら現在の社会状況や町民のニーズ等を勘案し、有効な土地利用を検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、保育所の問題についてお答えいたします。  南部保育園児の減少要因といたしましては、平成18年度から低年齢児を拠点化し、0歳・1歳保育を北部保育所とひばり保育園で行っており、一時保育と長時間保育はひばり保育園で、延長保育は公立3保育所で行っておりますが、各家庭の就労事情により保育所の選択をされておられます。さらに平成19年度より幼稚園での3歳児保育の開始やつばめ児童館の開設により子供の居場所の確保もされました。このようなことが重なり、現在南部保育園児が減少しているのではないかと考えております。  また、保育所の民営化に関しましては、昨年12月定例会で一般質問で前町長がお答えしましたとおり、民営化に関する保護者のご意見をお聞きしながら県内の市町の動向を見て慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。 ○8番(松岡正克君) インター周辺の開発について、今、町長の提言では、地主側とフジタが接触した結果が大変うまくいってないと。これではインターチェンジは開発されないと私は思います、住民から地主側の話聞くと。富洲原開発みたいに思い切った金を施策してやはりあそこを開発すれば、町税となって必ず返ってくると私は思います。税も入ってきます。それで、やはり今後いろんな検討会でも設けられて、それでもうちょっと前向きな前進な話をしてかん限りはあそこはいつまでたっても解決しない。結局業務代行方式というのは50%ぐらいの土地をとられてまうんです、金は出さんけど。それでは地主と話ができませんよ。行政側がある程度の決断を持ってやはり判断してもらわん限りは、ああいうとこはやはり開発っていうのは、あんな便利のええとこは開発できないと思います。その期待を込めて、また町長の見解をお聞きしたい。  それと、霞4号線の件なんですけども、高松海岸で、それは生態系を守りながらって言っておりますけども、あの諸戸の土地が1万何千坪あるんです。あそこをやはり公有するような形をしていただいて、あそこに前に退避所をつくっていただいて、それで自然を守りながら後で川越のメーンの遊び場としてつくっていただいたり計画をしていただきたいなっちゅうのがあります。そのお答えもしていただきたいなと思います。  それで、3番目の旧庁舎の跡地については、前の山田町長の継承をしていくかなと言われましたので、これは質問をやめます。  保育所の問題は、町長は今の回答から見るとわかっていないと思います。私は、行政側のこれ失態と思います。各父兄から聞きますと、結局指導員が悪い。行政がそれをよう対応しないから児童が減ってくると。1歳児や2歳児が北やひばりに逃げてるというのは、これはうそです。行政側がやはりきちっと対応してないから、こういうだんだんだんだんと年々に減っていくっちゅうのはこういう状態なんです。これを適切に判断してもって、かなりえらい行政側がそういうあれを出してもらわん限りはこれは改善されません。民営いうことはありません、これは。まだこれ以上減ります、と思います。前の福祉課長や民生部長がもうちょっと何か対応して、いろいろな関係者と話し合いしてくれれば前進したかと思いますけども。  今現在27人で、正規職員が4名、嘱託職員が3名、7人がいます。それが27人を7人で見とるんですよ、もったいないと思いませんか。その返答をお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 松岡議員の再質問にお答えします。  1番目のインター周辺の開発ですけど、これも私も地権者の方から意見を聞いたんですけども、しばらくはちょっと話を持ってこんといてくれというようなことを言われておりますので、ちょっと様子を見たいと思っております。また地権者の方の意向もまとまれば、こちらに言っていただけると思っております。  それから、高松海岸の諸戸の土地の件でございますけども、これもやはりまだ橋脚の位置が決まってないということで、ちょっと工事がおくれてます。そして、諸戸さん自体が諸戸の土地は手放したくないということで、そういう意向を持っておられますので、これは町に分けていただくことは無理と思います。諸戸さん自体のこういう自然海浜の砂浜を持ってるのは高松海岸だけだそうでございますので、やっぱり最後に残したいところだということを聞いております。  4番目の保育所の件でございますけども、確かに年々減っているのは確かでございますけども、これに対して行政側というかこちらにはそういう相談も持ち込まれておりませんし、そういう苦情的なことも私自身聞いておりませんので、しばらく後、様子を見ていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。 ○8番(松岡正克君) 質問できませんけども、質問にはなりませんけども、一応私が感じたことを要望だけ申し上げます。  ただいまのインター周辺の回答の件です。行政側がそうやって言うてみえますけども、やはりあのままの形でいつまでもほうっておいたら川越町のマイナスになります。真剣にもうちょっとやはり前向きな検討をしていただきたい。それを要望しておきます。今後、また次回進まなければ、また質問します。  それで、あとは最後の保育園の件ですけども、今町長が言われた件は、私は、前の町長は知ってました。なぜできやんかっちゅうたら、この7月の人事はできないとはっきり言いました。ほんで7月でもできるやないかと行政側が判断すれば、やはり職員の関係があります、この問題は、かなり。そういう根の深いもんがありますから、やはり我々が、議員がどんだけ言いよっても、行政側が動けなければこの問題は解決できませんので、町長が勇気ある決断をこの7月にしていただければ解決に向かうと思います。それだけ要望しておきます。終わります。 ○議長(安藤邦晃君) これにて松岡正克君の質問を終わります。  暫時休憩いたします。開始時間を13時といたします。               午前11時55分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(安藤邦晃君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、13番、伊藤 勝君の質問を許します。  伊藤 勝君。 ○13番(伊藤 勝君) 13番、伊藤 勝です。私は、1点、介護についてを一応お聞きしたいことをさせていただきます。  時の諸状況と同時に、幾つもの介護施策につきましては、議事録を見ていただきましたとおり、その時々の社会諸状況の中で一応訴えてまいりました。今回、ここの介助犬というふうなことも書いてありますけれども、実はNHKの「ナビゲーション」、「クローズアップ現代」、「金とく」等々の放送番組にシルバーお助け隊でありますとか介助犬でのボランティアの諸活動とか、各市町の諸状況を放送番組でされたということがきっかけで、今回このようにして介護制度のあり方といいますか、介護支援をどういうふうに、今回新しく川村町長をそれこそお迎えをいたしまして、このようにして一般質問できることをうれしく思います。  介護サポートで、これも安全って、私は万全・安心のまちづくりということと同意味ではないかと思っておりますが、老人・障害者介護では、身内のことであってもお互いにストレスがたまったり、心身ともに疲れ果ててしまったりすることがあります。この負担を少しでも軽減するために、町民が互いに助け合うシステムをつくることを提案をいたします。  仕事をしていない方も仕事をお持ちの方も、空いた時間を有効に活用したい、社会貢献をしたいと考えておられる方は多くおられますが、ボランティアとなると介護される側が遠慮してしまい、希望どおりの介護が受けられないという問題がございます。  そこで、1時間どれだけと料金を設定することで、お互いに気兼ねなくこのシステムを利用できるようにしたいと考えております。  まず、登録時には介護協力者、介護依頼者に幾つかの講習を受けていただき、介護についてより理解を深めていただき、その後、協力できる内容、協力してもらいたい内容、希望の曜日や時間帯等を登録、条件に合った方が互いに事前打ち合わせをし、サービスを利用していただく。  介護支援の充実を図ることは、安心して住めるまちづくりにつながるというふうに確信をいたしております。どうぞ町長の、町の考えを聞かせていただきたい。  こういうテーマで一応介助犬、それから盲導犬、障害者には障害犬がございますように、将来として介助犬の取り組みをどういうふうに町としては考えていくのかということも含めて問いたいと思います。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 伊藤議員のご質問にお答えいたします。  介護支援については、現在川越町では川越町社会福祉協議会に委託しております。川越町老人ふれあいデイサービス事業、川越町老人ふれあいホームヘルプサービス派遣事業をもって在宅の高齢者の方に対しての介護のサービスを行っております。また、川越町日中一時支援事業におきましても、在宅の障害者を対象に社会福祉法人等に委託し、サービスを実施しております。  老人ふれあいデイサービス事業、老人ふれあいホームヘルプサービス派遣事業は、ご承知のとおり介護保険法に基づく認定委員会において非該当と判定された方、もしくはこれと同程度と認められる方、また日中一時支援事業は養育手帳、身体障害手帳の交付を受けている方に対してのサービスを行うものです。料金につきましては、老人ふれあいデイサービス事業は1回600円、老人ふれあいホームヘルプサービス事業は1時間当たり100円で、また日中一時支援事業は事業の利用に要する費用の1割の額で利用していただけます。  このように高齢者や障害者の方々は各種福祉サービスが利用できるようになっておりますが、適切な支援を受けていただけるよう、今後とも広報等より広く情報提供等をしていきたいと存じますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  介助犬に関しましてですね。介助犬の普及につきましては、住民のニーズも踏まえ、将来的には考えていかねばなりませんが、現在全国で46頭、これは平成21年4月1日現在で、と非常に少なく、三重県視聴覚障害者協会におきましても介助犬の申し込み窓口はまだないという状況であります。しかし、介助犬と訓練士の日本初の専門訓練施設、愛知県の長久手町に介助犬総合訓練センターが5月16日に開設されたことにより、多くの介助犬や訓練士が育つことを願いたいと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 伊藤 勝君。 ○13番(伊藤 勝君) 再質問をさせていただきます。  先ほど介助犬のボランティア活動で、あれはNHKの放送番組で報道されたのがこの長久手町でございまして、重複になりますけれども、46頭のうち6頭もここで訓練をしていただいておって、それを前の週でしたか、行ってきまして実際に見てきました、この施設と介助犬も。介助犬については名前がついておったと思うんですが、全部名前はついております。見ていただいてわかるように、それこそ靴下を障害者の方の、介護者の人の靴下を脱がしたり、それからお茶でも冷蔵庫から持って、ちゃんとあけ閉めもできるという、本当に人間がびっくりするような行動をとれるということで、本当に皆さんも放送を見た方はそういうふうに思われた方がおると思うんですが、近い将来にそういう介助犬を含めて、町としても、町長として考えていかれるということでありますから、ぜひこういうことについても前向きに考えていただければありがたい。  それから、前段の、私申し上げました介護料金のことも、できるだけ低料金がよろしいようでございます。  それから、認知症のお方が、私も含めてこれからそういう道をたどらなきゃならんということもあって、職員の皆さんはやはりその中でトラブルが余りにも多いと。ですから、介護をしていただける方は2人以上で、複数で、何を言ったかやっぱりさっぱりわからんようなこともトラブルになるそうでございますので。重々私が申し上げなくても、そういったことも十分把握されて行動されると思いますが、そういったことも聞き及んでおりますし、家族が見ている状況の中で、特に認知症になられる方については非常に気を配って職員の人も介護しておるということも聞いております。それから、介護保険の重要性も大事だということも肝に銘じていかなきゃならないわけであります。  幾つも細かいことをいろいろ申し上げましたけれども、ぜひ将来、私も含めてですが、介護をされる人になる方が多いと、私らも含めてそうなんですが。ですから、今回、松岡正克議員が介護の、跡地のことでこういう質問もされております。ちょうど私、平成20年の3月に山田町長に質問したときに、その回答も含めていただいておりますが、今の町長も継続してそれを検討していかれるということでございますので、ぜひ町民の皆さんのいろいろな声を聞かれて、よかったと言われるようなぜひ議論をしながら、お金かかりますけれども、やっぱりその辺の負担を含めて慎重に考えていただければありがたいと思っています。  そういうふうに思っております。私が申し上げたのは、今全国的に各市町で計画を含めて盛り上がっておるといいますか、地道にこういうことを本当にそれこそ進めておられる自治体が多いわけでございますので、ぜひ県内の町におきましても介護をされる職員の皆さんの交流をこれからもちょっと想定というか考えていただき。実は私は東員町へちょっと行ってまいりましたら、なかなか忙しいのかわかりませんが、交流も少ないようなこともちょっと聞いておりますので、新たにぜひそういうグループといいますか、介護だけのグループじゃないんですが、どんどん合併で町も村もなくなっていくというふうな状況でございますので、私どももこれから存続していく町として、これから行政サービスしていくわけでありますから、町同士のまた交流も大事かなと思っております。  それから、ちょうど東員町で平成13年から元気老人サロン事業というのをされたそうで、今ようやくお助けネットというんですか、防犯パトロールを兼ねてこういう、ある地域から芽生えて今ようやくお助けネットができて、できてもう1年ですから、非常に盛り上がってきたという声もちょっと実は東員町へ行って聞きました。  そういったことで、町長が言うたから盛り上がるということではなくて、地域の皆さんが盛り上げていただいて、そしてその芽を大きく育てながら、本当にそれこそ介護がだれでもしていただけるような、そういう状況をつくってもらいたいと思うんです。  雑駁になりましたが、交流等を含めて、町長にもう一度私、決意といいますか、今私申し上げた、これからの課題として町内の、県内の、あるいはまた全国でも市町の、当然そういった視察はしていただけると思うんですが、そういったことをちょっと町長に問いを含めて職員のあり方といいますか介護のあり方をお尋ねいたします。お願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 伊藤議員の再質問にお答えいたします。  介護に対するあらゆる施策に関しては、やはりあくまでも町民のニーズに沿った方向性を持ってこれからも行っていきたいと。それから、参考に今伊藤議員が申されました各市町の動向もよく検討しながら勉強させていただいて、これから回っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 伊藤 勝君。 ○13番(伊藤 勝君) ありがとうございます。どうかよろしくお願いします。  これで終わります。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって伊藤 勝君の質問を終わります。  これをもって一般質問を終了いたします。 ◎日程第9 議案第39号 監査委員の選任について ○議長(安藤邦晃君) 日程第9、議案第39号、監査委員の選任についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第39号 監査委員の選任について提案説明申し上げます。  前監査委員の森清文氏は、平成20年3月より川越町の監査委員として職務に精励し、ご活躍をいただいておりましたが、平成21年5月末日にて辞職されました。後任の監査委員には、税理士を開業されております市川幹夫氏を選任したいと存じます。  市川幹夫氏は、人格も高潔で、財務管理あるいは事業の経営管理にも専門知識を有し、監査委員として適任であると考えますので、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第39号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっています議案第39号、監査委員の選任についての件は、これに同意することにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第39号、監査委員の選任についての件は、これに同意することに決しました。 ◎日程第10 議案第40号 平成21年度川越町一般会計補正予算(第1号) ○議長(安藤邦晃君) 日程第10、議案第40号、平成21年度川越町一般会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第40号、平成21年度川越町一般会計補正予算(第1号)について提案説明申し上げます。  本案は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ138,404千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,419,104千円とするものであります。  今回の補正は、骨格予算として編成しました当初予算に、主として政策的な事業費等を追加計上したものであります。  まず、歳出における主な内容を申し上げます。総務費は2011年から2020年の基本構想を含む第6次川越町総合計画策定に伴う委託料等の追加計上を行いました。農林水産業は、亀崎、北福崎地内の農業用水の老朽化に伴う修繕工事、及び川越漁港の防潮堤かさ上げ工事に係る工事請負費、並びに川越漁業協同組合所有の土地購入に係る公有財産購入費等の追加計上を行いました。土木費は、町道路の測量委託費、工事請負費の追加計上を行いました。教育費は、教育委員会にて奨学生が決定したことに伴う奨学金の増額計上等を行いました。  歳入につきましては、歳出の各事業に関連する特定財源及び国の経済危機対策として交付される地域活性化・経済危機対策臨時交付金の上限額が示されたことによる国庫支出金を歳出の事業に関連する特定財源として補正計上するとともに、財政調整基金の取り崩しを行うことにより収支の均衡を図りました。  なお、第6次川越町総合計画策定業務における事業実施のための債務負担行為を追加設定いたしました。
     以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  早川正幸議員。 ○5番(早川正幸君) 第6次総合計画策定業務、約10,000千の補正ですけれど、今第5次で、6次を継続するという中で、どういうステップでこの計画を進められようとするのか。10,000千近くお金をかけるということですから、コンサルの出費等もここに計上されとるんじゃないかなと思われますし、きょう町長が町民の声を反映して町政運営、将来の計画につなげるよという状況で施策を述べられたので、その辺との整合性、策定委員会ができるんだと思いますけども、どういう計画で今、進められようとしているのか教えてください。 ○議長(安藤邦晃君) 東企画情報課長。 ○企画情報課長(東 弘之君) 早川正幸議員のご質問にお答えいたします。  第6次町総合計画の流れでございますけれども、本年度におきまして、計画策定のための基礎資料といたしますアンケート調査を行います。その後、分析を行った後、基本構想の素案検討のための町内関係課による部会とか本計画審議会の設置などを行いまして、3月じゅうには基本構想の素案を作成する予定でおります。来年度におきましては、基本構想の素案をもとに基本計画素案を策定のため、議会や区長会等の関係機関はもとより地域別の意見交換会の開催やパブリックコメントなどを実施いたしまして、地域の皆様にも意見を求めながら計画審議会の答申を受けた後、来年の12月定例議会に基本構想を議案上程する予定でございます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸議員。 ○5番(早川正幸君) ありがとうございます。  さっきのお話なんですけども、今、早くから地域の意見を交換っていうお話も出ましたんで、後で追認、議会で承認してくれっていうんじゃなくて、議会の声とか町民の声とか、第6次の総合計画に生かせるような仕組みをぜひ早目早目に提案いただいて、検討の中に入れていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  これをもって質疑を終了いたします。  ただいま議題となっています議案第40号、平成21年度川越町一般会計補正予算(第1号)の件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ◎日程第11 議案第41号 工事請負契約の締結について ○議長(安藤邦晃君) 日程第11、議案第41号、工事請負契約の締結についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第41号、工事請負契約の締結につきまして提案説明申し上げます。  本工事は、川越中学校校舎のバリアフリー化等の改造工事であります。  主な工事内容としては、北棟及び南棟に13人乗りエレベーターを各1基設置の上、多目的トイレも設置し、各教室の出入り口、昇降口、渡り廊下、玄関等の段差解消を行います。また、北棟3階多目的ホールを将来の生徒数増加に備えて3分割して教室として使用できるように改修し、あわせて階段室の防火扉の設置工事も行います。  契約金額は140,962千500円で、松岡建設株式会社と契約締結したく提案いたします。  以上、ご説明いたしましたが、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  早川宣雄議員。 ○6番(早川宣雄君) 入札調書を拝見しますと、入札予定価格と同じ金額が落札価格いうふうなことです。  確認したいんですが、入札予定価格というのは公表されているのかどうなのか、この辺と、最低価格についても公表してるのか、公表してないのか。入札予定価格の、工事によって違うかもわかりませんが、どういったどれくらいの価格が最低価格になっとるのか、差しさわりのないとこでお伺いしたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 中村総務課長。 ○総務課長(中村正子君) 早川宣雄議員のご質問にお答えいたします。  入札に係る予定価格でございますが、本工事につきましては条件つき一般競争入札でございますので、条件つき一般競争入札の場合には公告の際に予定価格を公表しております。最低制限価格については公表しておりません。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第41号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第41号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第41号、工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  この際、申し上げます。 ◎日程第12 議案第42号 工事請負契約の締結について  日程第13 議案第43号 工事請負契約の締結について ○議長(安藤邦晃君) 日程第12、議案第42号、工事請負契約の締結について、日程第13、議案第43号、工事請負契約の締結についてまでの2件を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第42号及び議案第43号、工事請負契約の締結につきまして、一括して提案を申し上げます。  議案第42号について、本工事は、あいあいホールの舞台音響設備の改修工事であります。  主な工事内容としては、音響調整卓ほか周辺機器、スピーカー類及びマイク、備品類等の更新を行います。  契約金額は65,100千円で、ヤマハサウンドシステム株式会社名古屋営業所と契約締結したく提案いたします。  議案第43号について、本工事は、あいあいホールの舞台照明設備の改修工事であります。  主な工事内容としては、調光操作卓、調光盤、舞台そで操作盤等の更新、各種照明につながるケーブル、配管の更新を行います。  契約金額は92,190千円で、丸茂電機株式会社名古屋営業所と契約締結したく提案いたします。  以上、ご説明いたしましたが、よろしくご審議のほどお願いしたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  議案第42号について、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  平田議員。 ○9番(平田武重君) 今、議長は42号と言われましたが、42号、43号、両方ちょっと質問させていただきます。  今、あいあいホールの築後10年が経過しまして、タイミング的にはこういう更新工事は私はよかったなというふうに賛成を申し上げます。  今回、舞台音響改修工事、これがヤマハサウンドシステム株式会社名古屋営業所様、それから議案第43号のあいあいホール舞台照明、これが丸茂電機株式会社名古屋営業所様と、これが2つの業者でやっていただくということに対しても私は何ら問題はないと思うんですけども、この2つの業者に対して2つほど質問したいんですが、この業者というのはあいあいホールができたときの設備業者さんか、または現在メンテナンス関係をお世話になっている業者か、これをお聞かせ願いたいと思います。  それと、この業者さんが近隣、三重県ですけども、近隣市町での実績はわかっておれば教えてほしい。  それからもう一つ、音響並びに舞台照明ですね、これに関して、10年たって今はかなり時代が進歩してまして、中身もよくなってると思うんですけども、バージョンアップがあるのかと、設備がよくなってるかどうか、この2点をお聞きしたいと思います。  以上です、よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 生涯学習課長。  済みません、平田議員に申し上げます。42号、43号と分けてさせていただきますので、了解を……。 ○9番(平田武重君) じゃあ前段の分だけお願いします。 ○生涯学習課長(大久保雅生君) 平田議員のご質問にお答えさせていただきます。  一番最初に出てきました42号のヤマハサウンドシステム株式会社につきましては、この13年間ずっとメンテナンスをしていただきました当初の会社の名前が変わった会社でございまして、それに相違ございません。  それから、バージョンアップがあるかっていう質問につきましては、今のシステムでございますので、アナログからデジタルの方に変わった形の新しいシステムで採用させてもろうておりますので、それがバージョンアップになるかと思います。  もちろん近隣の業者につきましても、市町村のほとんどが採用されておる業者でございますけど、ちょっと今市町村の方のすぐには思い浮かびませんので、ご迷惑ですが、よろしくお願いいたします。  43号は後でっちゅうことでございますので、よろしくお願いします。 ○9番(平田武重君) ありがとう、よくわかりました。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  早川正幸議員。 ○5番(早川正幸君) 42号と43号と絡むんですけども、いいですかね。分けてやられると、ちょっと答弁が2回になっちゃうんでね。  まず1点目は、この入札は指名競争入札ですよね。辞退が両方出てきてるんですけども辞退理由、失格っていうのは最低価格に行かなかったから失格になったんだと思われるんですけど、制限価格がですね、辞退は何でかなというのと、金額が契約金額とこちらの落札金額と違いますね。これがちょっとよくわからないので説明してください。  具体的に言うと、42号の方が62,000千ですよね。それに対して契約が65,100千。それから、もう一つの方が、87,800千が92,190千ですね。これちょっと理由をお教えいただきたいというのと、もう1点は、先ほどアナログからデジタルというて、切りかえでバージョンアップ。きょうも何かちょっと映像が乱れたり、水道の不都合が、断水状況が出て、今、アナログからデジタルに切りかえてバージョンアップはいいんですけども、それに伴う危険負担というか、トラブルがあったときに対応が非常にしにくいと思うんですよね。メンテの状況が今どうかっていうのがあるんですけども、今のヤマハサウンドだと名古屋から飛んで来るという状況でしょうかね。だれか駐在員がいて、すぐ対応をできるのかな。アナログだと比較的修理とか危険箇所、トラブル箇所が発見しやすくて、すぐ対応して復旧ができるでしょうけも、デジタルだとそうはいかんじゃないかと私は見てるんですけど。だから、高度な精密機械、パソコンを特に使うと、それなりの知識を持った人が対応してもらわんととんでもない装置になる可能性にありますんで、その辺はどういうふうに対応されてますか。この契約の中にそういうのは織り込まれてますか。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 中村総務課長。 ○総務課長(中村正子君) 早川正幸議員の前段のご質問にお答えいたします。  まず、辞退理由でございますが、議案第42号の舞台音響改修工事の方につきましては、パナソニックシステムソリューションズジャパン中部社から入札前に辞退届が出ておりまして、辞退理由といたしましては、当社製品による対応ができないためでございます。  そして、43号の舞台照明改修工事の方につきましても、入札前に辞退届が出ておりまして、東芝ライテック株式会社中部営業部につきましては技術者が不足しているため、パナソニックシステムソリューションズジャパン中部社につきましては当社製品による対応ができないためという理由の辞退届でございます。  それと、42号、43号の入札の落札額と議案の契約額の違いでございますが、消費税を含んだ額で契約をしておりますので額が異なっております。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 大久保生涯学習課長。 ○生涯学習課長(大久保雅生君) 早川正幸議員のご質問にお答えさせていただきます。
     アナログからデジタルへ移転したことによって危険のトラブルがあるかということと、その操作するのに相当の知識を持っている人間が必要ではないかというご指摘でございますが、私ども舞台の管理につきましては2名の音響・照明専門職を配置しておりまして、その旨の操作で知識を持ってまた運営しております。  それから、名古屋の方からということでございますので、両方とも名古屋の方に営業所を持っておりまして、名古屋の方から来ますけど、今、事前の設定等を十分に行いまして、今までのところ、13年間やらさせていただきまして、そのようなトラブルはこの2社につきましてはございませんでしたので、ご理解のほどをお願いいたします。失礼します。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸議員。 ○5番(早川正幸君) わかりました。  アナログからデジタルというところで、勉強いただかんといかん部分もあると思いますので、配置はされて対応は可能だということのようですので、あらゆるトラブルに対応をどうぞよろしくお願いしたいと思います。  それともう1点、先ほどの総務課長のご答弁で、入札で仕様が合わなくて対応不可というんで辞退をされると、2件ともそういうのがありましたね。これはどういうことかなと思うんですけども。メーカーによって装置や照明ができないという状況は、事前につかんでみえないのかなと。対応をできないようなメーカーを呼んで入札に参加させること自体、私はおかしなことと思うんですけども、その辺はいかがでしょう。 ○議長(安藤邦晃君) 清水事業部長。 ○事業部長(清水正己君) お答えをいたします。  いわゆる指名に際して、メーカーが参加ができるかどうかということについては、それは実績等を十分調査をしてございまして、一応うちの方の今回の機器の仕様について対応ができるということで指名をさせていただいたつもりでございます。しかしながら、今回は、部分的な改修の部分もありまして、全面的にすべて新品にするということではございません。既設の機器との接合性もあるということでございまして、その部分においては自社製品では無理なところもある。そういった場合には、現在設置をしてあるところの業者でもって、下請でもって作成、設置ができるということで解釈しておられます。また、その業者さんは自分なりにそういうふうに解釈をされて、できないということで辞退をさせてもらっておるという判断をしております。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 質疑ですか。 ○5番(早川正幸君) はい。 ○議長(安藤邦晃君) 質疑は2回までですので。 ○5番(早川正幸君) そうですか、要望はどうですか、よろしいですか。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸議員。 ○5番(早川正幸君) わかりました。  それで、今、こういう辞退をされるような状況の業者っていうのが参加されるっていうことを防ぐ意味で、何か今後この種の入札のときに呼ばない状況、ペナルティーまで設けるのはどうかなと思うんですけども、そういう何らかの防止策を講じていただくようにお願いしたいなと思いますんで、要望です。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  松岡正克議員。 ○8番(松岡正克君) 今の入札のあれに対して、地元の業者から、そういう我々に全然声がかからなんだっちゅうやつがあったんですけど、私はちらっと聞いたんですけども、参加できなかった理由をちょっと答えてもらえんかな。入札に呼んでもらえなんだ、地元でおってというあれが出とるんで。なぜか。 ○議長(安藤邦晃君) 清水事業部長。 ○事業部長(清水正己君) お答えをいたします。  今回、あいあいホールの改修工事の発注につきましては、建築、そして電気・機械設備、そして今回議案に計上しておるところの音響、照明等の改修工事を分けて発注をいたしております。地元の業者さんの方は、一応町の方では建築の工事、そして電気・機械設備工事の方として発注しております。残ったところは、先ほども質問の中でありましたように指名競争入札です。  今回の音響等改修工事、照明について、なぜ地元は入れないんかというふうなご質問であろうかと思いますけれども、何分にも先ほどから説明しておるように特殊な工事、現在の設置してある設備の部品等を交換をしながら改修していくという工事であります。主に今回工事費の中で占める割合は機器の製造費が、音響の改修につきましては約78%です。残りの22%、非常に少ないんですけど、それが設置工事等ということでございます。あいあいホールの照明につきましては、84%が機器の製造費であると。それで、残った16%が工事であるということで、非常に工事の割合が少ないということであります。そういった意味からでも製造メーカーを中心とした業者さんを参加受け付け簿の中から選定をしまして指名業者といたしました。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。 ○8番(松岡正克君) それはちょっとようわかるんですけど、ただ、さっき指名されたとこでも辞退されてるですやんか。やはり恐らく呼んでもらえなんだっちゅうのは、自分とこは自信があってそういうことを言うとるんと思うんで、今後検討してもうたらどうかなっちゅう、ちょっとその返答だけいただきたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 清水事業部長。 ○事業部長(清水正己君) 再質問についてお答えをいたします。  先ほども申し上げましたように、今回は機器のウエートが非常に高いということでございます。これにはやはり責任問題、製造責任、瑕疵担保責任を負うてもらう業者でなければ今後、先ほどもメンテナンスの関係で質問もありましたけども、非常に川越町としては困ることになるということでございますので、こういった工事については今後も指名等の競争入札として実施をしていきたいと思います。  そしてまた、工事の非常にウエートの高い、一般の工事業者でもできるということであれば、積極的に地元の業者さんを一般競争入札の方で参加をしていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第42号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第42号については、委員会の付託を省略することに決しました。  議案第42号について、これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第42号、工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第43号について、これより質疑に入ります。  先ほどの平田議員の質問に、大久保生涯学習課長、答弁をお願いします。 ○生涯学習課長(大久保雅生君) 平田議員にご答弁させていただきます。  先ほどの音響と同じでございまして、アナログからデジタルの方に変えさせていただきます。これにつきましては、デジタルに変わった以外に48チャンネルから60チャンネルにバージョンアップしております。  それと、丸茂電機につきましては鈴鹿市さん、近隣でもようけやっておりますけど、また詳しい数字につきましては、企業名についてはまた後日ご連絡させていただきますけど、メーカーでございます。  それから、もちろん今まで13年間業者として保守管理をしていただきまして、名古屋からこちらの方に来ていただくという形でございます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第43号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第43号については、委員会の付託を省略することに決しました。  議案第43号について、これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第43号、工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  この際、申し上げます。  6月19日の会議は、議事の都合により、特に午後1時30分に繰り下げて開くことにします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。               午後 1時52分 散会 会議の経過を記載して、その相違のないことを証するため、ここに署名する。 川越町議会議長 川越町議会議員 川越町議会議員...